おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。
季節が夏から秋へ移り変わるこの時期は、衣替えや寝具の入れ替えで収納がいちばん動くタイミング。だからこそ「しまう前のひと工夫」で、次の夏の快適さも、秋冬の収納スペースもぐっと整います。
今回は、収納アドバイザー目線でおすすめしたい「夏物しまう前の片づけリスト」を3つご紹介します。
【1】寝具類は“収納前に見直し”
夏の間に汗や皮脂をたっぷり吸った布団やタオルケット。しまう前に必ず「干す」「洗う」をして清潔に整えましょう。

さらに「来年も使いたいか?」を見直すのも大切なポイント。へたっているものは潔く処分すれば、圧縮袋や収納ケースの数も減り、スペースにゆとりが生まれます。

清潔に保てるだけでなく、収納もスッキリし、気持ちも軽やかに整います◎
【2】 夏服は“仕分け収納”で衣替えをラクに
しまう前に「着たい」「くたびれ」「サイズアウト」で仕分けましょう。

特に子ども服はサイズアウトが早いため、このタイミングで小さくなった服を抜き出すのが効率的。来年は着られないものを今のうちに分けておけば、衣替えのときにラクになります。

お気に入りだけを収納し、くたびれた服やサイズアウトした服は処分。クローゼットを開けた時に“全部着られる服”だけが並んでいるのが理想です◎
【3】夏家電は“ひと拭き”してから収納
扇風機や冷風機などの夏家電は、使い終わったらホコリを落としてから片づけましょう。羽根だけでも水洗いしておけば、「来年出したらホコリだらけ…」という不快感が和らぎます。

また、収納場所は「次に出すタイミング」を意識するのがおすすめ。

わが家の場合は、リビングで使うサーキュレーターはリビング隣の洗面脱衣所に収納しています。ここには加湿器が収納してあり、加湿器を出すタイミングでサーキュレーターと入れ替えています。
しまうのもラク、出すのもラクなので、季節外れに出しっぱなしってことになりません◎
まとめ
収納のコツは「ただしまう」のではなく、「見直して、手放して、きれいにしてからしまう」こと。
夏物を片づけるこのタイミングは、押入れやクローゼットの収納をリセットできる大チャンスです。ぜひ、ひとつでも取り入れて、秋からの暮らしをスッキリ始めてみてくださいね。
わたし自身、整理収納アドバイザーになった今もトライ&エラーを繰り返しながら、家族が暮らしやすい収納をめざして奮闘しております。みなさんの忙しい朝の時短に少しでもつながれば幸いです。

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おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。そろそろ涼しくなってきたので、衣替えをしようかなと考えてらっしゃる方も多いと思います。
せっかくの衣替えのタイミング。…
☆この連載は<隔週金曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに!

