おはようございます。10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアの片山智香子です。
この連載では、朝から元気になれる美味しいパン屋さんやカフェを紹介します!

今回紹介するのは、「bakery labo Quadrophenia(ベーカリーラボ クアドロフェニア)」です。大阪メトロ千日前線や阪神なんば線の桜川駅からは徒歩5分くらいのところ、関西スーパーなるスーパーマーケットを左折、店名がかかれた大きなガラス窓が見えてきたら到着です。

朝は8時半からオープンしていて、店内は自然光が入り開放的な雰囲気。入ってすぐのところに惣菜系、窓際に近づくにつれデニッシュ系やクロワッサンなど、奥にはバゲットなどの食事パンが陳列。ご近所の方が毎日の食卓用のパンを購入するのはもちろん、私みたいなトラベラーには小ぶりなすぐに食べることができるパンがあるのもありがたい。ちなみに奥には厨房があり美味しそうなパンを作っているところが垣間見れます。

モンブラン

フランス産マロンペーストに、刻んだ渋皮栗とラム酒が香るモンブラン。正直、ラム酒が香るパンって得意ではなかったのですが、これめっちゃ美味しかったです。概念が覆るくらい!!香りが主張しすぎないのに芳醇さが鼻腔をくすぐり、栗の優しい甘味との相性が抜群。

デニッシュ生地はざくりとした食感ながら、しっとりもしていて、クリームがカスタードとマロンの2種類という贅沢さ。もちろん、このままでも美味しかったですが、冷やすとスイーツ度が増してさらに満足な味わい。
クロワッサン

発酵バターを使用したクロワッサン。窓際に並ぶクロワッサン、焼き色濃いのが個人的に好みということもあり、外から見えた時から絶対に買う!と決めていました。

ザクッとした食感で、発酵バターが入っているというのでバター感強いのかなと思ったら、それよりもエアリーで全体的に軽い口あたり。このままでも美味しいですが、シンプルな味わいなので何かをサンドしても美味しそうです。
オクラと塩こんぶのドッグ

オクラと塩こんぶのドッグ。土台となるパンはバゲットで、こちらも食感的には軽め。バリッと引きちぎるというよりは、どちらかというとソフトフランスの近いのかな。

ありそうでなかった意外な組みあわせが面白く購入してましたが、ウィンナーが噛むとバリッとジューシー!それにオクラのねばりが何気に合って、自分でもアレンジパンとして試してみよう!と思ったほど。それに塩昆布の塩味が味をギュッと引き締めています。これね、バゲットがシンプルだからこそ惣菜の味わいが引きたって美味しいのかと。
bakery labo Quadrophenia(ベーカリーラボ クアドロフェニア)
住所:大阪府大阪市西区南堀江4-5-B101
電話番号:06-6541-5300
営業時間:8:30~
定休日:火曜日
Instagram:@bakery_labo_quadrophenia
※記事の内容は取材時の情報です。営業時間、定休日、商品等の最新情報はお店のホームページやSNSなどでご確認ください。★本連載は隔週金曜日でお届けしています。

