おはようございます♬大学と赤子のお世話でご無沙汰してしまいましたすみません。これからはきちんとアメリカ・シアトルから朝をお届けしたいと思います。ご容赦ください!

 

今朝は病院からの請求書を見て震えた件についてのお話をさせていただきます。
言い忘れていましたが私、壮絶な不妊治療と6度の流産の末、去年の10月に1人赤子を出産致しました。

結婚したのが遅かったけれど、健康診断でも医師に首を傾げられるほど健康そのものだった私は、どうせすぐ子供ができるだろうとタカをくくっていたのですが、そうは問屋が卸しませんでした。

その後、不妊治療専門医を訪れ何度も顕微授精を繰り返したんですが、5度目の流産でもう子供を持つことを諦めようと夫婦で話し合い、2人きりの人生を歩むことを選んだタイミングで、夫の会社が不妊治療に関する費用を補助することになったためダメ元で最後の一度の顕微授精を試しての妊娠でした。

アメリカの不妊治療は(日本も同様と思うんですが)費用が高額なのですが、時々amazonやStarbucksのように会社がその費用を負担してくれることがあります。日本でもそういう会社が増えるといいなぁ。

 

と、いうわけでダメ元とリラックスして臨んだのが良かったのか、治療に使う薬を非常に強いものにしたからなのか、無事に着床から妊娠判定、心拍確認、(年齢のこともあって)帝王切開で出産しました。

アメリカは基本的に自然分娩では(特に母体に問題がなければ)翌日退院が普通で、帝王切開でも翌々日くらいの退院が平均的なようなのですが、私は出血多量で再度手術室に運ばれたにも関わらず「あなた経過も良くて、元気だし、ご家族のサポートが多いようだから」と、翌々日の朝に退院させられる羽目になった件はいつか笑い話にできたらいいなと思います。日本だとどのくらいで退院するのかしら。

まぁ、そんなこんなで出産し、家に戻り新生児の子育てが始まったわけですが、忘れた頃に届いた医療費の請求書が驚愕の数字だったので、披露させていただきます!笑

まず、母子同室だったので使っていない新生児室の使用料14,960ドル(日本円で約200万円)

そのほかには帝王切開までの準備、その後の経過観察で使った病室の使用料が8時間で8992ドル(約130万円)、個室使用料6612ドル(約100万円)、と恐ろしい数字が並んでいました。日本ってどんな感じなんだろう。気になります。

 

そんなわけで合計がこちら!
帝王切開にかかった費用の合計が72,476.30ドル(約1,084万円)のところ

会社の補助があったため保険会社が負担した額が70,982.97ドル(約1,062万円)
我が家の支払いは1,493.33ドル(約20万円)で済んだのでした。

帝王切開の費用が1000万円ってあたり、アメリカの医療の恐ろしさを垣間見た気がしませんか?にひひ。会社が負担してくれて良かった♡

 

最後に、日本領事館に子供の出生届けを出しに行ったとき、「あなたの年齢を鑑みるとご自分で出産したか疑わしいのでその証明になるものを提出してください」って言われたって話はまたいつの日か!

アメリカでのいろんな経験が笑い話になるといいなぁ、そう思って書いてみました。皆様のご経験もお伺いしたいです。
今日はちっとも甘い話ではありませんでしたが、皆様どうぞSweetな1日をお過ごしください♡

 

この記事を書いた人
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Sweet Morning Delivery from Seattle ~アメリカ・シアトルから届く朝時間~

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米国在住のはらだちほさんから届く、シアトルの朝時間♪
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はらだちほ(アメリカ在住)

会津若松市出身。国際結婚を機にアメリカに移住。シアトルでの生活が10年目になりました。

2023年から大学に戻りSocial Justiceを勉強しています。そして10年間続けた不妊治療の結果、2024年10月に出産。現在、アメリカの大学生活&海外での子育てと目まぐるしい毎日を送っています。

この公式ブログでは、その中で感じたこと、特に食べたもの(プロフ写真通り、食いしん坊なのです)、そしてアメリカでの子育てについても発信していけたらと思っています!

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