英語「matching fits」の意味って?
ホストファミリーと過ごす家で起こる出来事で、SNSにポストできそうな英語フレーズを集めました。
Made it to the U.S. Met the host family. The adventure begins!
(アメリカに着いて、ホストファミリーに会った。私の冒険がいざスタート!)
英語のadventureは、何か新しいことにチャレンジしようとする時によく使います。日本語ではアドベンチャーパーク、アドベンチャーランドのように非日常を強調する使い方をよく見るけど、英語では日常的な場面でも使います。
I love family time.
(家族と過ごす時間が大好きです。)
多くのアメリカの家庭はfamily game nightやfamily movie nightを定期的に実施します。仕事、学校、友達なども大事だけれど、どんなに忙しくなっても家族と過ごすことを優先する人はたくさんいます。現代人は忙しいから、一緒に過ごす時間を意識して捻出する必要がります。
Made tempura for my host family. They totally loved it.
(ホストファミリーのために天ぷらを作った。大好評だった!)
和食ブームのおかげで、多くの日本語が英語にも浸透しました。寿司(sushi)、 天ぷら(tempura)、抹茶(matcha)、おにぎり(onigiri)、弁当(bento)、枝豆(edamame)などは英語でも通じます。だからもはや寿司をraw fish on rice、天ぷらlightly battered deep fried veggies and seafood、抹茶をgreen teaなどと説明しなくてもいいと思います。
OMG! My host mom is a great cook!
(マジでホストマザーの料理はうまい!)
日本語では「母は素晴らしいコックだ」と言うより「母は料理が上手」と言う方が一般的です。逆に英語ではMy mother is good at cooking.という表現は間違ってはいないけれど、My mother is a great cook!と言う方がネイティブっぽく聞こえる。
We’re rocking matching fits today!
(今日はお揃いコーデで決めてるよ!)
fitは若者言葉で、SNSの投稿でよく見かける単語です。outfitは日本語で言うところの「コーデ」。「コーデ」は英語のcoordinateから来ているけれど、「コーデ」という略し方は和製英語。「お揃い」は英語でmatchingと言うので「お揃いコーデ」とか「ペアルック」(和製英語)と言いたい時は、matching fits、matching outfitsを使いましょう!
(アン・クレシーニ著 / コスモピア編集部 編 『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 より )
覚えておきたいワード&フレーズ
- adventure:冒険(心)、冒険的な行為
- family time:家族と一緒に過ごす特別な時間のこと
- tempura:天ぷら
- great cook:料理が上手な人、素晴らしい料理人
- fit:コーデ、装い(outfitの略語)
- matching fits、matching outfits:お揃いコーデ、ペアルック
英語の「outfit」の意味は?
音声も一緒に確認しよう!
語学ジャンルの人気アプリabceedから、スマホで音声が聞けます。PCへのmp3音声ダウンロードも可能です。
書籍紹介
書籍『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 では、アメリカ・バージニア州で生まれ、日本で言葉の研究を長年続けているアン先生が、若者言葉やスラングも含めて、イキのいい表現をたくさん教えてくれます。映画やTVドラマを見ていて耳に入ってくる表現がグンと増えること間違いなし。社会的・文化的背景なども丁寧に説明しており、今のアメリカのあれこれを理解するのにも役立ちます。
「家」「交通機関」「カフェ」「レストラン」「ショッピング」「学校生活」「美容と健康」「レジャー」「パーティー」「旅行」の10シーンを設定し、各シーンごとの定番表現20、つぶやき表現36、会話表現10、5往復程度のダイアローグ1本、そして学んだことを復習するセルフチェックの5つのコーナーで構成しています。
定番表現は、日々の生活の中で繰り返し使う言い回し、つぶやき表現はひとりごと英語の練習やSNSでさっと使えるフレーズを含んだ文、会話表現はテーマに沿った一問一答形式。各表現には詳しい意味や使い方の注意点をまとめたミニ解説がついています。「マイカー」「コインランドリー」など、つい使ってしまいがちな和製英語の解説も。
英語を学ぶ方にはもちろん、アメリカについて理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。
『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』(amazon.co.jpへ)>>
著者プロフィール
アン・クレシーニ
北九州市立大学准教授。専門は外来語と異文化コミュニケーション。米バージニア州出身。福岡県宗像市応援大使、日本在住歴25年
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