この連載では、朝活コミュニティ「朝キャリ」のみなさんに、朝の時間の楽しみ方や、朝活をして変わったこと、取り組んでいるチャレンジをご紹介いただきます!
現在65歳の私は、日本の印刷会社で40年間働いた後、昨年11月よりカンボジアのアンコールワットで有名なシェムリアップに移住し、現地の語学学校で日本語教師をしています。
勤務先のWebサイトの「スタッフのブログ」に記事を執筆したり、「たびこふれ」という観光情報Webサイトにも寄稿しています。
今回は、カンボジアで日本語教師になる夢を叶えるまでに朝活で何をしていたか、シェムリアップではどんな朝活を楽しんでいるかをお知らせします。
青年海外協力隊に憧れつつも諦めていた会社員時代
学生時代は青年海外協力隊に憧れを抱きながら、自分には無理だと、半ば夢を諦めていました。
それでも、海外出張のある部署への転勤をきっかけに、33歳のときから毎朝始業90分前に出社して英会話の学習は続けていました。
現地の子供たちの成長を間近で見たいと、日本語教師の道へ
62歳のとき、カンボジアでのボランティア経験のある英語の先生と出会い、その方が昔の夢を思い出させてくれました。
そして、先生の紹介で64歳の時に20日間、カンボジアの学校でボランティアとして働きました。
そこで日本語を勉強している12歳の少年と出会い、彼を応援するために帰国後日本語教師資格を取得。再度、ボランティアとして働いたのと同じ学校で2023年10月から職員として働いています。
現在12歳の彼の夢は、クメール語、英語、日本語の翻訳者になる事です。彼の夢を一緒に実現していく事が私の夢です。彼が20歳になる迄一緒に勉強しようと話し合っています。私が帰国した後も会えるようにオンラインでの授業も行っています。
自作ポスターとポジティブな言葉で夢を実現
日本語教師としてカンボジアに渡るまでにしたことは次の2つです。
【1】自作ポスターでモチベーションアップ!
3年前、ボランティアから帰ってきてからは、カンボジアでの写真をポスターにして部屋に飾り、毎朝眺めることで、モチベーションを維持し、目標を忘れずにいられました。
【2】ポジティブな言葉の力を信じる
英会話学習では、「自信を持つ」「リスクに挑戦する」「探し続け、妥協しない」といったポジティブな言葉を動画で学び、毎朝モチベーションを高めました。
シェムリアップでも朝活を継続!
現在も、午前4時に起きて朝活を楽しんでいます。具体的にはこのようなことをしています
★大事な事は朝考える
★壁に貼ったポスターを見る
★ポジティブな言葉を聞く
夜明け前に一斉に鳴き出す放し飼いの鶏や野犬、何だかわからない生物の鳴き声、を聞いていると自分の“直感”が鋭くなっていくようです。
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カンボジアの学校では、先生も生徒も協力して学校を維持し、清掃も楽しそうです。彼らの姿を見ていると、私たち日本人は日常の「楽しさ」を見失っているのかもしれません。
在職期間は残り2年。全てのことを楽しみながら過ごします。
Michiyaさんのプロフィール
日本の印刷会社で40年間働いた後、昨年11月よりカンボジアのアンコールワットで有名なシェムリアップに移住し、日本語教師として活動中。
勤務先のWebサイトの「スタッフのブログ」に記事を執筆したり、「たびこふれ」という観光情報Webサイトにも寄稿中。