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朝早起きする目的が見つからない人へのヒント

 

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「早起きしたいんだけど、どうしても早起きしたい、という強い目的が見つからない」

という相談をたまに受けます。

じゃあ起きなくてもいいじゃない、と答えると身も蓋もないので(笑)、今回は目的の作り方のちょっとしたヒントを書こうと思います。

楽しいと思えないことを無理矢理やるのって苦痛ですよね。なんだかやらされてる感じがして、心がざわざわしてきます。

もしかして、早起きをしたいのにできない、という人は、本当に自分がやりたいと思っていないことを朝に持って行こうとしているのかもしれません。

嫌なことを朝やろうとしても、心が拒否しているから起きられないのは当たり前です。特に、早起きがまだ習慣化されていない段階でこれをやってしまうと、早起き自体を嫌いになってしまいますので避けたいところ。

そんな方におすすめなのは、早起きしてできた時間を、自分がわくわくして想像が膨らんでしまう「妄想」に充てることです。

ポイントは、妄想を妄想のまま終わらせずに、

●きちんと数字で具体的に
●リアルなイメージをもって
●もう叶ったものだと自分でも勘違いするくらい詳細に思い描く
● 毎日目につく箇所に書く(私の場合手帳のトップ)

例えば
● 将来ステキな家に住みたい、と思っているのなら、間取りやインテリア、そこに住んでいる自分の気持ちを妄想してみる
● 将来海外を自由に旅行したい、と思うのなら、世界地図を眺めてどこから制覇しようかとあれこれ考えてみる
● 家で料理教室を開きたいのなら、どんなメニューを皆さんに出そうか、献立を考えてみる

そしてその後、
●ステキな家に住むにはあといくら貯める必要があるか
●インテリアを集めるために必要な資料は何か
●センスがいい、ステキな家ってどんな家なのか
●行きたい世界で仮に1ヶ月生活するとしたらいくら必要か
●英語力はどのくらい必要か、日常英会話で良いのか、ビジネス会話なのか
●家で料理教室を開いている人はどういうキャリアで今の地位を築いたのか

などを詳しく調べてみるのです。

これだけで、朝の時間なんて楽しくて、あっという間に過ぎてしまいますし、妄想すること自体が嬉しいことなので、朝起きるモチベーションにもなります。それに、朝からわくわくな妄想をすると、これを実現するために頑張るぞー!と思えます。

私もよく、朝の時間であれこれ妄想しています。

妄想を膨らませて、嬉しい気持ちを先取りした後、それを実現させるために具体的にどのような行動をすれば良いのかを分析します。このことによって、数々の妄想を実現させてきました。

例えば先日は、「こんな感じのテーマで、こういう系の出版社さんから本を出したいなぁー」なんて勝手に妄想してあれこれ楽しんで、なんとなく書けるような気になって喜んでいたら、ほぼ、その通りのテーマで、イメージしていた出版社様から出版の相談いただきました。

よく誤解されるのですが、本を何冊も書いているからといって、どんなテーマでも自由に書いて出せるというわけではありません。大作家先生ならそれも可能かもしれませんが、私のようなペーペーが「書きたい」といっても、すぐに出版はできるものではないのです。そんなに出版の世界は甘くありません。

そんな中で実現できたのは、やはり妄想力のたまものかと思います。

今は、ずっと憧れだった人に縁あって挨拶ができる機会ができそうなので、その方と一緒に仕事ができるようになるためには何を準備しておけば良いか、初対面で何を話せば良いかを妄想しています。

こう書くとちょっとスピリチュアルな感じがするかもしれませんが、実はそういうことでもなくて、「書く」こと、「数字で」「具体的に」イメージすることで、世の中にある様々な情報から、きちんと自分に必要な情報をキャッチしようという意識が働くからだと思っています。

ぼんやりのイメージでは、ぼんやりした情報しか捕まえられませんが、具体的に「この情報がほしい」と頭に入れておくと、それにふさわしい情報にアンテナが働くようになるのです。

今度、実は妄想力をテーマとして面白い企画も考えてますよ♪これも、企画しているだけで楽しくなっちゃうイベントなのでお知らせするのが楽しみです。

 

この記事を書いた人
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いつも余裕があるママの朝時間の過ごし方

公式ブログ
朝活の第一人者 ママになった池田千恵さんの朝の過ごし方
Written by

池田千恵

株式会社朝6時 代表取締役。国家資格キャリアコンサルタント。

外食企業、外資系企業を経て現職。経営戦略としての朝時間活用の仕組みを構築しているほか、個人に向けては会社員のまま成果を出しつつ自分だけの商品を作り、本業以外にも収入経路を持つ方法を朝活で学ぶコミュニティ「朝キャリ」(https://ikedachie.com/course/salon/を主宰。12年連続プロデュースの「朝活手帳( https://asajikan.jp/article/212337 )」など著書多数。

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