おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
この連載では、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマで、お金にまつわるコラムをお届けします。
米不足は時短「お助け節約弁当」で乗り切ろう
昨年の猛暑とインバウンド需要の増加から米不足となっているようです。
夕方スーパーに行くと「本日入荷分売り切れ」と、お米の棚がからっぽになっています。昨年は卵が品薄で値段も高くなりましたね。次は主食のお米か…と、ため息が出ます。
特に、お弁当が必要で、育ち盛りの子供がいるご家庭にとって、米不足は一大事ではないでしょうか。
そこで今回は、ファイナンシャルプランナーで、野菜ソムリエでもある私が実際に作ったことがある、お米がない朝におすすめの「お助け節約弁当」を3つお伝えします。
【1】冷凍うどんで簡単!「焼きうどん」
まずは、便利な冷凍うどんで作る、うどん弁当。
ありあわせの野菜とお肉、ウインナーなどをフライパンで炒めて、麺つゆなどで味付け。茹でるかレンジでチンした冷凍うどんを合わせて炒めたら完成です。
焼きうどん弁当なら、細々としたおかずを詰める手間がいらないので、お弁当箱にいれるのもラクラク!忙しい朝でもサッと作れますよ。
冷蔵庫に少しずつ残った野菜をまとめて使い切りたいときにも、焼きうどん弁当はおすすめです。
【2】レンジで作れる「パン」
耐熱タッパーにドライイースト1g、ぬるま湯100㏄を入れて溶かし、強力粉100gとあわせて粘り気が出るまでスプーンでかき回します。
その後発酵させ、2倍程度まで膨らませたら、レンジで2分程度チンするだけ。これで、ふんわりした手作りパンができあがりますよ。ゆで卵などと一緒にランチボックスに詰めれば、おいしいパン弁当が出来上がります。
発酵させる前に、生地にコーン、クルミなどのナッツ類を入れるアレンジもおすすめです。
シンプルな生地で作って、具材を挟んでサンドイッチにしてもいいですね。
【3】夏の残りを使い切る!「おかずのせそうめん」
夏の定番食材「そうめん」がまだまだ余っている…というご家庭におすすめなのが、おかずをのせたそうめんのお弁当です。
そうめん100gを茹でたら、水で洗って一口分ずつまるめて、お弁当箱に詰めます。その上に、切った卵焼きや茹でたウインナー、緑の野菜(冷凍ブロッコリー、ほうれん草など)などお好みのおかずをのせるだけ。
冷やしためんつゆを水筒やスープジャーに入れて、紙コップと一緒にセットすれば、会社や公園でもひんやりおいしい具沢山そうめん弁当が楽しめますよ。
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以前にお米がなかった時、我が家の子どもたちのために私が実際に作って好評だったお弁当をご紹介しました。
お米がないことを憂いてストレスに感じるより、ないことを前向きに受け入れて、新しいお弁当を考える…そんなふうに楽しめるといいですね!