おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ:TPOに合わせた「クールビズ」のマナー
暑い毎日が続きますね。会社によっては、ノーネクタイ、ノージャケット、半袖シャツなどの「クールビズ」スタイルを推奨しているところも多いのではないでしょうか。
今回は、基本的な「クールビズ」のスタイルをおさらいしながら、知っておきたいマナーを確認しておきましょう!
「クールビズ」って?
クールビズとは、「coo」=涼しい、「business」=仕事 の2つを組み合わせた造語です。
2005年い環境省が「地球温暖化対策の一環」として、ビジネスシーンでも涼しい服装をすることで、過度な冷房の使用を減らし、省エネ・省CO2を促そうと始めた取り組みです。
「露出」せずに涼しく
涼しい服装といっても、カジュアルすぎるノースリーブや、胸元が開きすぎているトップスは職場では避けましょう。
特に女性の場合は、かがんだ時に胸元の下着が見えないかを確認できるといいですね。シースルーのトップスも、避けた方が無難です。
ノースリーブなど少し露出が多いトップスを着るときは、カーディガンなどを羽織るようにしましょう。
短すぎるスカートは避けて
真夏でも、ビジネスシーンでは露出の多いミニスカートは避けましょう。
立った時に膝が隠れる丈以上のスカートなら、かがんだときや、階段を上がるときなども安心です。
下着の透け対策も忘れずに
シースルーでなくとも、夏は生地が薄い洋服が多いもの。自分では気づかなくても、光の加減などで下着が透けて見えることがあります。
うっかりしがちですが、薄めの生地の洋服を着るときは、透けにくい下着を選ぶ、見えてもよいインナーをはさむなど、対策をしておくと安心です。
足元の露出にも気をつけたい
「ストッキングはベタベタするから苦手!」という声をよくききますが、ビジネスシーンにおいては、どうしても素足はカジュアルな印象を与えてしまいます。
パンツスタイルであれば、くるぶしまでのストッキングを履くなどして対策をしましょう。
また、オフィスなどでは、つま先やかかとが出ていないパンプスが好ましいとされています。
ただ、職場によっては素足やサンダルでもOKとされていたり、カジュアルなスタイルのほうがよい場合もありますので、会社の規定がある場合は確認してみてくださいね。
ジャケットの着用は?
クールビズスタイルでは、基本的にはジャケットを着用しなくてもよいとされています。とはいえ、大事な会議や商談、営業周りの際は、お相手と会う時だけでも涼しい素材のジャケットを着用するとよいかもしれません。
*****
いかがでしょうか。
きちんと感のある、涼しげな服装を意識して、暑い中でも「さわやか」な印象を与えられるようにしたいですね。
いずれも、会社の規定がある場合は、そちらを優先してくださいね!
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
☆このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!