【東京・要町】個性的なパンも抜群においしい！ヨットのようなベーカリー「Sailknotz（セイルノッツ）」

おはようございます。10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアの片山智香子です。

この連載では、朝から元気になれる美味しいパン屋さんやカフェを紹介します！

今回紹介する「Sailknotz（セイルノッツ）」は、東京メトロ有楽町線、副都心線の要町駅が最寄り駅で、1番出口を出たら右、えびす通り商店街にあり徒歩で2分くらい。白に濃青の外観、ヨットのロゴマークが見えてきたら到着です。ちょうど角にあるのか形がヨットの先端部分のようで、なんだかこれから航海にでるようで入店前から気持ち上がります。

2018年10月開業で、朝は8時半からオープン。入って目の前にはガラスケースに入ったパン、左手には惣菜パンが並びます。近所の方と思われる方がひっきりなしに入店していて、地元の方に愛されているのが分かります。フランスパンから菓子パン、サンドイッチや調理パンなど70種類以上。

柚子ショコラ

山のような形が面白くて購入した柚子ショコラ。クロワッサン生地なのかな？パンスイスみたいにバリバリッとしていて、底部分はカリカリ食感。クラム（内側）はふんわり柔らかく、そのコントラストが良き。ショコラは甘いというよりほろ苦く、クラスト（外側）の生地が気持ち甘めなので、食べていて飽きません。なにより柚子の香りがこのパン全体の味を引き締めていて、カットした時にふわっと柚子の香りが鼻腔をくすぐります。

サツマイモデニッシュ

デニッシュ生地にカスタードクリーム、輪切りにしたサツマイモ、その上にゴマという組み合わせのサツマイモデニッシュ。デニッシュはさっくりホロホロッと軽い口当たりで、ちょっと香ばしさも感じます。サツマイモとカスタードクリームという異なる甘味、それにデニッシュのバターが相まって、甘味が深まっていくのが分かります。

ビエノワミルク

人気があるというビエノワミルク。パン生地はセミハードな食感で、むぎゅりとしていてどちからというと引きちぎるような弾力があります。それでいて、歯を当てた時にさくりと歯切れよく、ミルククリームは練乳なのかな？優しい、昔なつかしい甘味で、ちょうど持ち帰る頃には程よくミルクがとけるので（かといって、あふれ出てしまうことはないです）めっちゃ食べやすいのです。