おはようございます。脳腸活カウンセラーの桜華純子です。この連載では、心と腸を整えて幸せになるための生活習慣や腸活メソッドを毎週お届けしています。
さて、今回のテーマは、美と健康のための「むくみ腸を改善する日々のケア」についてです。
お通じの不調や、それに伴うお腹の張り、肌荒れなどにお悩みの方はぜひ参考にしてください。
「腸むくみ」って何?
むくみといえば、足や顔などをイメージすることが多いかもしれませんが、見えている部分と同様に腸にもむくみが起こり、それが様々な不調の原因となっています。
本来であれば腸は壁から水分を吸収しますが、何らかの原因で腸内の水分バランスが崩れてしまうとむくんだ状態になってしまいます。
腸がむくむと
- お腹が張る
- 便秘
- 体重が増える
- 肌荒れ
- 免疫力の低下
など、様々な不調が起こります。
毎日簡単にできるセルフケアで、腸むくみを予防して、健康な腸を目指しましょう。
むくみ腸予防のためのケア3つ
(塩分、脂肪分がたっぷりで濃い味メニューの代表であるラーメン)
【1】濃い味付けは控える
塩分の高いものは消化吸収される時に水分を多く必要としますが、それらはすべて利用されることがなく余った水分が腸に溜まりやすくなります。
一日の塩分摂取目標量は男性7.5g未満、女性6.5g未満ですので、腸活に良いと言われている味噌汁やキムチなども取り過ぎてしまうと塩分過多になってしまいます。
塩分が控えめでも満足できる食事にするためにも、酢や出汁、素材のうまみ、ハーブ、スパイスなどを取り入れて美味しく続けられるメニューになるように工夫しましょう。
(うまみたっぷりの野菜スープ)
【2】お腹を冷やさない
お腹が冷えると血流が滞って栄養や水分を吸収する力が弱くなります。
吸収されなかった水分は腸の粘膜にある細胞に入り込んでしまうためむくんでしまいます。
これから気温が上がってゆくと冷たい飲み物を飲む機会が増えてきますが、飲み過ぎを控えたり、冷たいものを飲んだ後には温かい飲み物を飲むなどを心がけて、お腹が冷えるのを防いでください。
また、毎日湯船に浸かってしっかりと身体を温めるようにましょう。
【3】簡単経絡ヨガでめぐりをよくする
(※イメージ画像です)
適度な運動は血流を良くしてむくみ対策に効果的です。
運動をする習慣がないという場合は、1日3分でできる経絡ヨガがおすすめです。
肝・胆 経絡ヨガのやり方
1. 足を肩幅に開いて立ち、フェイスタオルの両端を持って腕を斜め上に上げます。
2. 息を吐きながら10秒かけて体を横に倒し、脇をグーッと伸ばします(上のイメージ画像のような形)
※タオルはピンとはったままで顔の前にかからないようにしてください
3. 息を吸いながらゆっくり戻します。以上を2回繰り返します。
4. 3回目は、体を横に倒したら、振り向くように体をひねります。
※呼吸は止めずに10秒吐きます
5. 逆側も同様に2回横に倒し、3回目は身体をひねりましょう。
***
むくみ腸の予防には毎日ケアすることが理想ですが、できない日があっても大丈夫です。
できることから、自分ができるペースでぜひやってみてくださいね。
★YouTube健康腸活チャンネルでも、様々な健康情報を発信していますので、ぜひご覧ください。
おうかじゅんこ ハッピーアラフィフ腸活健康チャンネル YouTube( https://www.youtube.com/channel/UCLBEZ_9Z3AygJ5hCLoSQ0dA )
次回もどうぞおたのしみにしていてください。