おはようございます!ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回おこなうのは、食べ過ぎたあとの体と心をスッキリさせる消化促進ストレッチ。
年末年始はよく食べた!もうすぐ2月ではあるけれど、食欲旺盛さの名残りがなかなか抜けず、「食べる量がすっかり増えてしまった」という方はいませんか?
食べ過ぎたあとは、お腹がパンパン。後悔の気持ちでモヤモヤ。そんな体や心をスッキリさせたいときは、胃の中の食べものが消化され、消化器官の働きが落ち着いてくる食後2~3時間を目安に軽めのストレッチをするのがおすすめです。
※ 消化に時間がかかるものを食べた場合、お腹の張りが収まったことや、不快感が軽減していることを運動開始の目安にしましょう。
食べすぎた2~3時間後におすすめのストレッチ
食後は、膨満感から背中を丸めて前かがみの姿勢になりがち。この姿勢が続くと、内臓が圧迫されて働きが悪くなってしまいます。ですので、上体を後屈&側屈させて押しつぶされていた窮屈さから解放し、本来の働きを取り戻してさらなる消化促進を狙いましょう。
1)ひざ立ちの姿勢からスタート!お尻をかかとに預ける。
(脚は軽く揃え、つま先を立てておきます。手を腰骨のあたりに添えたら、腰を下ろしてお尻をかかとに預けましょう。頭頂~腰まで、スッと真っすぐの姿勢を意識するとGood!)
2)【息を吸いながら】背中を反らせる。
(あごを上げ、目線を斜め上に向けます。腹部の心地良い伸びと解放感、それと肩をうしろに引いて胸を広げることで呼吸が深まり、気持ちがリフレッシュされていくのを感じましょう。<回数:呼吸を5~10回>)
3)1の姿勢に戻ったら、【息を吐きながら】左に側屈する。
(右手を頭上に伸ばしたら、上体を左に側屈させて体側をストレッチします。左手の指先を床について、体を支えましょう。上体はできるだけ真横に倒すと◎。反対側も同様におこないます。<回数:呼吸を5~10回>)
後屈や側屈のストレッチのあとは、背中~腰を丸めてあげると筋肉の緊張が和らいで、腰痛の予防につながります。
(ヘソをのぞき込んで、背中を丸めます。あごを引いて、首のうしろ~腰をアルファベットの“Cの字”にカーブさせましょう。<回数:呼吸を5回>)
ポイント
食後は、腹部の強いねじりや内臓を上下させるランニング・縄跳びのような運動には注意!
気分が良くないと感じたら、すぐに中断しましょう。
それでは今日も、良い1日を!
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☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!