おはようございます。10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアの片山智香子です。
この連載では、朝から元気になれる美味しいパン屋さんやカフェを紹介します!
ロールパンのポテンシャルが凄い!「PARKER HOUSE BUTTER ROLL」
東京メトロ東西線、もしくは日比谷線の茅場町駅から徒歩2分くらいのところにある「PARKER HOUSE BUTTER ROLL(パーカーハウスバターロール)」は、2021年にオープンしたロールパン専門店。
もちろん、ロールパンは好きだけれど、専門店ってどんな感じなんだろう?定番中の定番なパンなのでアレンジってある??と思いつつ、訪問してみて驚きました。美味しい!美味しすぎる!!
美味しさのヒミツであるこだわりは「北海道小麦の湯種」「純天然アルカリイオン水」「熟成させた発酵種を使用」の3つ。
北海道産の小麦粉を100℃の熱湯で結合させ水分を抱きこんだ湯種製法でもっちり感と甘味を感じるパンに。水は温泉地帯である島根県金城の地下水(原水)ph8.2の純天然のアルカリイオン水を使用しているそう。そして、酵母は水と小麦を1:1で混ぜ合わせ低温長時間発酵させたボーリッシュ種とのこと。もともと、もっちりした湯種製法のパンが好きな私にとってはドンピシャな食感でした。
もっちり、とろける口当たり♪看板商品「パーカーハウスバターロール」
店名と同じ看板商品の「パーカーハウスバターロール」は、クラスト(皮)はさっくり食感なのに、クラム(内層)がびよ~んとのびてもっちり、とろけるような口当たり。シンプルなパンなのにこんなに感動したのは初めてかも。目の前でレジ待ちしていた方が、20個くらいまとめ買いしていったのだけれど、これはまとめ買いしたくなるの分かります。
スライスアーモンドが香ばしい♪「バターロール・オ・ザマンド」
「バターロール・オ・ザマンド」は上のザクザク部分がメロンパンのクッキー生地みたい!その上にアーモンドスライスで香ばしさも。
個人的好みで恐縮なのですが、基本的にアーモンドクリームって得意ではない私(じゃーなぜ買った?笑)。だけれど、こちらのはカスタードっぽい味わいがして良い意味でアーモンドクリーム感がライトだったので気に入りました。ラム酒はほんのり香るくらいなのも丁度良かったです。
半熟卵のトゥルンが最高!「半熟卵とベーコンのクロックマダム」
ロールパン専門店ではあるけれど、「半熟卵とベーコンのクロックマダム」のような惣菜パンもありました。もしかしたら使用している生地が同じなのかな?これがまた美味しかったのですよ。気持ち甘めのパン生地にベシャメルソースがしみしみ。ベーコンの塩味とチーズのコク、トゥルンとあふれでる半熟卵が最高すぎて、近くにあったら何度も朝パンとしてリピしちゃいそうなくらい気に入りました!
(半熟卵とベーコンのクロックマダムの断面)
7時半のオープンから、ほぼほぼの商品を揃っている様子。今回は全てテイクアウトで購入したのですが、お店奥にはイートインスペースもあるようなので、ちょっと早めに家をでてこちらで朝パンするのもありかもしれませんよ。
PARKER HOUSE BUTTER ROLL
住所: 東京都中央区新川1‐1‐7 GEMS茅場町
営業時間:(平日)7:30-19:00(土曜日)9:00-17:00
定休日:日曜日・祝日
HP:https://parker-house-butter-roll.business.site/
Instagram:@parker_house_butter_roll
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※記事の内容は取材時の情報です。営業時間、定休日等の最新情報はお店のホームページやSNSなどでご確認ください。
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