【東京・羽田空港】NEWオープン「ボンヴィボン+e」の天ぷらサンドが最高!

 

おはようございます。10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアの片山智香子です。この連載では、朝から元気になれる美味しいパン屋さんやカフェを紹介します!

2023年6月26日に羽田空港第3ターミナル4Fのおこのみ横丁に、焼きたてパンとサンドイッチを中心としたお店「ボンヴィボン+e」がオープンしました。

羽田空港 NEWオープン「ボンヴィボン+e」

なぜこの店名なのかというと…横浜で愛される老舗パン屋であるボンヴィボンと、「日本の美味しさを世界に」を合言葉にアジア諸国へ日本の食を広げているエバリッチエンタープライズがタッグを組んだお店だからなのです。

「ボンヴィボン+e」 店内

カウンタースタイルになっていて、向かって右には焼きたてパンが、左にはサンドイッチが中心に並んでいます。ガラスケースに陳列されているのでお店の方に欲しいパンを言って取ってもらううスタイル。

タダのかき揚げにあらず!「歌舞伎天ぷら」

「ボンヴィボン+e」 歌舞伎天ぷらサンド

看板商品でもあり、超絶オススメなのが「歌舞伎天ぷら」です。最初に見た時、ヴィジュアルはインパクトあるけれど、コッペパンにかき揚げってちょっと油っぽいのでは?と手をださなかったのですが、後日食べてみたらびっくりするほど美味しくて。

「ボンヴィボン+e」 歌舞伎天ぷらサンド

気持ち甘めなコッペパンに、かき揚げ、海苔、紅生姜がサンドされているのですが、このかき揚げがタダのかき揚げじゃなかったんですよ。

最初食べてみた時、あれっ?かき揚げ自体に何か味がついている?醤油かな?でも、そんな単純な味ではない。麺つゆ?など頭の中をぐるぐる。結局分からずお店に戻り聞いてみたら、プルコギのタレにバルサミコをにつめたものを塗っているんですって。あぁ、だから複雑ながら後ひくお味だったのかと納得です。

一味違う「台湾大鶏排サンド」と「カレーパン」

「台湾大鶏排サンド」と「カレーパン」

向かって左が、これまた看板商品の台湾大鶏排サンド。大鶏排(タージ―パイ)とは台湾夜市の定番グルメの唐揚げで、食べていると気持ち八角の味わいも感じ日本のものとはやはり一味違います。生地自体に甘味があり上にごまがまぶされたバンズに、レタス、タマゴ、タルタルのようなソースがサンドされていて、小ぶりなので小腹が減った時にも良さそう。

「台湾大鶏排サンド」と「カレーパン」

向かって右のカレーパンは、生地はどちらかというと甘めです。逆に中のカレーフィリングは辛めなのでコントラストが良いのと、パン粉がめっちゃ細かく、衣が薄目なのですぐにカレーに到達できるのが嬉しい。

お店の前に共有のベンチがあるのでそちらで食べても良いし、持ち帰り可能なので搭乗前に購入して飛行機の中で食べるのもあり。ただ、個人的には展望デッキで飛行機を見ながら食べるのが好きなので、毎回展望デッキに移動して食べています。

ボンヴィボン+e

住所:羽田空港第3ターミナル4F 江戸小路
電話番号:080‐7175‐4605

※記事の内容は取材時の情報です。営業時間、定休日等の最新情報はお店のホームページやSNSなどでご確認ください。

★本連載は隔週金曜日でお届けしています。

 

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パンマニア片山智香子のおいしいパン屋ガイド

10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアによるパン屋さんレポート♪
Written by

パンマニア 片山智香子

パンマニア、パン料理研究家
http://panyameguri.jimdo.com/
10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニア。全国のパンを紹介する日本最大級コミュニティ『パン屋さんめぐりの会』を主宰。著書に『ボウルで3分こねるだけ!ラク!早!カンタン!おうちパン』(学研)『愛しのパン』(洋泉社)がある。最近では、テレビ、ラジオ、雑誌などメディアでも活躍中。
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