5月3日:今日は「くるみパンの日」
朝食で食べることが多いパン。皆さんはいつも、買ってきたパンをどのように保存していますか?
パンが大好きな私は、お出かけ先で美味しそうなパン屋さんを見つけたら、ついたくさん買ってしまいます…。けれど、パンはきちんと保存しないとあっという間に風味が落ちてしまうんですよね。
そこで今日は、パンのおいしさをキープするために家庭でできる保存方法について調べてみました!
パンの風味が変わってしまうのはなぜ?
パンの食感や風味が変化してしまう原因のひとつが、「乾燥」です。
小麦粉に含まれているでんぷんは、乾燥して水分がなくなると固くなってしまうそう。「常温で保存していた食パンが、気がついたらパサパサになっていた…!」というのは、でんぷんの劣化が影響しているのだとか。
つまり、パンを美味しく保存するためには、水分の蒸発を防ぐのがコツといえます。
おすすめの方法は「密閉+冷凍保存」
買ったその日に食べる、翌朝に全て食べきってしまう場合は、常温のままでOKだそう。ラップや密閉容器などで乾燥を防いで保存してくださいね。
食べきれない場合は、常温や冷蔵庫ではなく「冷凍庫」で保存するのが基本。
でんぷんの劣化速度を左右するのは「温度」と言われています。0~4℃で劣化しやすく、0℃以下では変化のスピードが緩やかになるそうです。
冷蔵庫の温度は主に0~4℃。密閉していたとしてもでんぷんの劣化が進みやすいので、冷蔵保存には気をつけたいですね。
早く冷凍できるようにスライスし、一枚一枚をラップで包みます。その後、ジップ付きの保存袋に入れて密閉し、冷凍庫で保存します。
できるだけ早く冷凍すると劣化を防げて、美味しさがキープできますよ♪なお、冷凍したパンは3~4週間ほど保存できます。
ただし、クリームやフルーツ、野菜などが入っているパンは、冷凍してしまうと食感や風味が変わってしまうことも。買ったその日に食べるのがおすすめです!
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以上、パンの保存方法についてご紹介しました。その日に食べきれない量のパンを保存する際、ぜひ参考にしてくださいね!
「くるみパンの日」とは?
日本におけるアメリカのカリフォルニア産のくるみの最大の用途が製パンであることから、定期的に「くるみパン」に親しんでもらおうと、カリフォルニアくるみ協会が毎月3日に制定。日付は「毎月来る3日」を「毎月来るみっ日(か)」と読み「くるみ」にかけて「くるみパンの日」としたもの。くるみはビタミンやミネラルなど健康に過ごすための栄養成分を多く含む食材として知られる。