毎週金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」と「朝時間.jp」のコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。今話題のニュースに関する英語表現、英語や海外に関するトピックをご紹介します♪
「ザルのような記憶」って!?思い出せないときに使える英語表現3つ
会話の中で「あれ?なんだっけ?」と、思い出せないことがありますよね。そんなときにパッと使える英語表現を紹介します。
Memory like a sieve
このフレーズを直訳すると「ザルのような記憶」という意味になります。
つまり、網目を通ってすり抜けてしまう記憶=「すぐに忘れてしまう、忘れっぽい」という意味で使われます。
例)
I often forget important things because I have a memory like a sieve.(=私は忘れっぽいので、大事なことをよく忘れてしまう)
合わせて、関連表現もご紹介しますね。
Ring a bell
Ring a bellは直訳すると「ベルを鳴らす」という意味になりますが、完全には思い出せないけれど何か知っている気がする(心当たりがある)…といった意味で使えるフレーズです。
例)
The taste of this soup rings a bell! I might have been to this restaurant before. (=このスープの味に心当たりがある。もしかしたら以前このレストランに来たかもしれない)
On the tip of (one’s) tongue
「舌の先にある」という意味のこの表現は、日本語の「のどまで出かかっている(けれど、思い出せていない)」と同じ意味で使えます。
分かっているけれど名前や単語が思い出せないとき、または言いたいけれど言えないというときに便利なフレーズです。
例)
I love this song, but the title is on the tip on my tongue. (=この曲が好きだが、タイトルがのどまで出かかっているけれど思い出せない。)
どうしても思い出せないというときにパッとこれらの表現ができれば一安心ですね。ぜひ使ってみてください。
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)
☆この連載は<金曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!