大阪でエステサロン「private salon Laule’a」を経営する美容家の寒川あゆみです。
年末が近づくと、「汚れを持ち越さずきれいな状態で新年を迎えたい」「来年の運気を高めたい」などの思いで、重い腰を上げて大掃除に取りかかる人も多いのではないでしょうか。
今回は、スキンケア用品やコスメ、メイク道具など、やっておきたい美容アイテムの大掃除ポイントについてご紹介します。
【1】スキンケア用品・コスメの整理
スキンケアアイテムやコスメは使用頻度が高いため、ごちゃごちゃしやすく汚れが溜まりやすいですよね。
以下の順番で整理をすると、スッキリ片づいて、汚れもとれますよ。
1) 普段使っているケースや棚、ポーチの中からアイテムを全て出す
同じようなアイテムが重複していませんか?すべて出して、今持っているものを再確認しましょう。
2) 使っているアイテム、使っていないアイテムを分ける
普段使っているアイテムや使っていないアイテムが一緒になっていませんか?
スキンケアは開封して約半年、コスメは開封して約1年ほどが使用期限です。開封してから期間が経っている古いものは雑菌の増殖や酸化の原因となり衛生面や肌にもよくないので、捨てたり、買い替えましょう。
3) 残すアイテムを除菌シートなどでふきとる
スキンケアの容器やキャップ周り、コスメの容器の外側や内側は汚れが溜まりやすいもの。
除菌シートやキッチンペーパーなどを使って汚れをふきとりましょう。
4) 使う順番、パーツアイテムに分けて使いやすいように整理する
ケースや棚、ポーチ内のアイテムがごちゃごちゃしている場合は、使う順番、アイテムの種類別に収納するのがおすすめ。使いやすくなります。
【2】ブラシやパフを洗う
フェイスブラシ、チークブラシ、アイシャドウブラシ、アイシャドウチップ、ファンデーションのスポンジやパフなど…メイク道具は、こまめに洗ったり買い替えたりしていますか?
直接肌に触れたものをケースに直して繰り返し使っていると衛生面だけでなく、発色や仕上がりも変わります。
1) 手持ちのブラシやスポンジ、パフを出す
2) ブラシやスポンジを洗剤で洗う
写真のようにブラシの奥にはフェイスパウダーやチーク汚れが溜まっています。ブラシ類は毛で作られているので、ブラシクリーナーを使って洗うのがおすすめです。
スポンジやパフは、ブラシクリーナーまたは中性洗剤でもみ洗いしましょう。
スポンジの汚れが落ち切らない、スポンジの表面が割れたりしている場合は、買い替えるのがおすすめです。
3) 水気をふきとり、日陰でしっかり乾かす
キッチンペーパーなどでしっかり水気をふきとり、風通しの良い場所でしっかり乾かしましょう。
【3】サンプルの整理整頓
コスメを購入した際などにもらうサンプルや試供品を溜めていませんか? 旅行の時などに使えるかも…と置いている人も多いでしょう。
普段使っているコスメ同様に、サンプルも使用期限がありますので、年末の大掃除で整理する習慣をつけるのがおすすめです。
1) サンプル、試供品を全て集める
2) 1年以上経っているものは捨てる
化粧品と同じような使用期限ですが、サンプルや試供品は簡易包装のものが多いので開封していなくても1年以上経過しているものは捨てるのがおすすめです。
3) アイテム別に分けて、使いやすい場所に設置する
アイテムや種類別に分けて、普段ケアをする場所や目につきやすい場所に置き、優先的に使いましょう。
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美容アイテムの掃除、整理のポイントをご紹介しました。
参考にしながら、年末にコスメやメイクグッズの整理整頓・見直しをおこなってみてください。新年から、スッキリ気持ちよく朝のメイクが楽しみましょう!