おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回のテーマは、起床後に感じる“腰まわり&股関節”のダルさ。
朝、布団から出るのはひと仕事!気温がグッと下がって、寒さを感じる朝はなおさらです。
寒さで体をギュッと縮こまらせた姿勢で寝ていたり、厚手の寝具を使うようになったりすると、体が凝り固まったまま朝を迎えることも少なくありません。また、寝返りをよく打っている場合は、腰まわりや股関節周辺の筋肉を大きく使います。そのため、どちらにしても、朝から腰まわり・股関節周辺がダルく感じることは少なくないのです。
ここからは、そんなダルい腰まわり&股関節周辺をゆるゆる緩める簡単なストレッチをご紹介していきます。
ベッドの上でもできるので、起床後におこなってみてくださいね。
朝のダルい腰まわり&股関節周辺をユルッとストレッチ!
1)ひざを立てて座る。体のうしろに両手をつく。
※ 上体はややうしろに倒し、指先は体のほうに向けましょう。腰が反りすぎたり、丸まったりしないように、頭からお尻まで斜め一直線の姿勢を意識!
2)左ひざに、右くるぶしを乗せる。
※ 右ひざは外に開きます。左の太ももと、お腹の距離は無理のない範囲で近づけましょう。ただし姿勢がツラい場合は、左ひざを少し伸ばしてもOK。
3)【息を吐きながら】両足を右側に倒す。
※ 右くるぶしで、左ひざの外側をおさえるようにして足を倒しましょう。この姿勢で呼吸を5回繰り返します。
4)【息を吸いながら】両足を起こしてきたら、【息を吐きながら】両足を左側に倒す。
※ 右足の裏で、左ひざの内側をおさえるようにして足を倒しましょう。ここでも呼吸を5回。腰まわりのねじれや、股関節の開閉の動きを意識しながら、ストレッチをおこないましょう。
5)反対側も同様におこなう。
※ ストレッチの最中は肩の力は抜いて楽にし、首をスッと長く保っておきます。
以上、寝起きの体にも優しい腰まわり&股関節周辺のストレッチをご紹介しました。
ベッドから体を起こした後はもちろん、座ったまま長時間過ごした日。下半身のダル重さを感じる夜や、寝る前などにおこなってもOK。ぜひ、参考にしてみてください。
それでは今日も、良い1日を!
☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!