朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『へんな西洋絵画』。
編集者・評論家の山田五郎が西洋絵画の中から「へん」な絵を集めて紹介。アートを楽しみたくなる季節にオススメの一冊です。
『へんな西洋絵画』
著者:山田五郎
出版社:講談社
名画のちょっとへんなとこ。よく見るとちょっとどこじゃなくすごくへんかも。でも、じーっと鑑賞しているうちに、なんだか愛おしくも思えてくる。そんな不思議な感覚を味わえます。
本書では「可愛くない子どもたち」「なにぶん昔のことですから」「見たことのない未確認生物[UMA]たち」「多すぎ、描きすぎ、細かすぎ」「あえてそう描く、その意味は?」などのテーマで、「へん」な西洋絵画の名作を選りすぐって紹介。山田五郎さんならではのユニークな解説と美術案内を楽しめます。
「へん」な絵に突っ込みを入れつつも、その根底にはリスペクトの気持ちがあるんですよね。「へん」といってもいろいろですが、わざと「へん」を狙ったのではない作品を中心に集めたそうです。そのことを知った上で鑑賞すると、よけいに味わい深さも増す気がします。美術を気軽に楽しく鑑賞できる一冊をどうぞ。
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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