おはようございます。エステティシャン・美容家の永松 麻美です。皆さんにおすすめしたい朝美容コスメやテクニックを土曜日(隔週)にお届けしています。
今朝のテーマは、夏の終わりに身体を内側から整えてくれる、最強の美容茶3種をご紹介します。
【1】冷たいものの飲み過ぎをリセット!「よもぎ茶」
伊吹山の麓 春日のハーブ茶 よもぎ
アイスやかき氷、そうめんなど、夏は冷たいものが美味しい季節。仕事や家事の合間やカフェタイムでも、気がついたら冷たいアイスコーヒーやアイスティーなど冷たいものを選びがちな季節です。
そんな冷たいものの取り過ぎが原因で、残暑の胃腸の不調や、冷えからくるむくみやくすみが起こることも。思い当たる方には、温かいよもぎ 茶がおすすめです、
よもぎ には健胃作用があると言われ胃腸に良いと言われています。他にも、ビタミンミネラルが豊富で、熱中症予防にも。
また、抗酸化作用や抗糖化作用が高いと言われていますので、シミやしわなどお肌の老化対策にも効果が期待できますよ。
カフェインレスでお子様からお年寄りまで飲めるのも嬉しいポイントですね。
【2】ハリ弾力のある若々しいお肌を目指すなら「白茶」
白茶(ホワイトティー、はくちゃ、ぱいちゃ)は中国の福建省 や 湖南省で生産される、別名「若返りの水」「美人のお茶」などと言われるお茶です。
もう、別名を聞いただけでポチッとしたくなりませんか?
飲み慣れない方の中には、少し癖があると感じる方もいるかもしれませんが、基本的には烏龍茶が大丈夫なら飲めるのではと思います。
抗酸化力と抗糖化に優れているため、シミやシワ、たるみなど肌の老化が気になる方のインナーケアに飲んでほしいお茶。
カフェインが少し含まれていますが微量です。
緊張を和らげるテアニンも含まれているので、リラックスしたい時もおすすめです。
【3】シミやくすみなど夏の疲れをケアするなら「緑茶」
鍋田製茶工場 八女茶
日本でお茶といえばやっぱり緑茶ですよね。実は緑茶は、ビタミンCの含有量も多く、非常に優れた抗酸化力があります。
緑茶の抗酸化成分の代表格カテキンは、血圧や血糖値の上昇を防いだり、抗ウイルス効果(インフルエンザ予防)など、美容のみならず、健康面でもプラスになります。
ちなみに、私が以前出会ったお茶農家の方は、60代でシミがかなり少なく綺麗なお肌で「嫁いでから風邪を一度もひいたことない」とおっしゃってました。
カフェインの量は多いので、妊婦さんやお子様、眠れなくなるなど影響を受けやすい人は薄めにしたり、量を調整してくださいね。
***
今回ご紹介したお茶は、どれも抗酸化力や抗糖化力が高いと言われており、美肌効果も期待できるお茶たちです。
味に飽きたりしないように、複数種類を用意して気分で変えるのもいいかもしれません。化粧品もいいけれど、お茶で手軽にインナーケアを始めていきましょう。
☆この連載は<隔週土曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!