美容への影響大!自律神経を整えるアクション3つ

 

おはようございます。エステティシャン・美容家の永松 麻美です。皆さんにおすすめしたい朝美容コスメやテクニックを土曜日(隔週)にお届けしています。

今朝のテーマは、今の時期に乱れがちな「自律神経」。自律神経ってなぜ乱れるの?美容への影響は?どうやって対策したらいいの?など、いろいろな疑問と対策についてお伝えしていきます。

自律神経ってそもそも何?

自律神経

自律神経とは、私たちの意思とは関係なく内臓の働き、代謝、体温調整など身体の様々な機能を調整してくれている神経です。

朝起きて、日中は血圧や心拍数が高まり活動的になる「交感神経」、夜間やリラックスモードのときには血圧や心拍数が落ち、おやすみモードになる「副交感神経」に。

毎日、この2つの神経がうまく働き、朝起きて、昼は活動、夜は眠るといった毎日のサイクルや、身体の調整を行なっています。

自律神経の乱れと美容の関係は?

ストレスを抱える女性

この自律神経がなにかの原因で乱れてしまうと、夜寝つきが悪い、眠りが浅い、朝起きれない、日中眠くなるといったことが起こりやすくなります。

また、自律神経失調症といった疾患になってしまうと、不安や緊張、吐き気、多汗、だるい、頭痛、肩こり、動悸、不眠など、さまざまな症状が起こってしまう可能性もあります。

健康面はもちろん、眠りが浅くなることで、肌荒れやくすみ、くま、むくみを引き起こしたり、代謝が悪くなり太りやすくなる、便秘やそれに伴う肌荒れなどの可能性も。

美容の土台は、健康です。美容面でも自律神経のアンバランスは避けたい状態です。

自律神経を整えるためにできる3つのこと

【1】リラックスする

ストレス社会の現代は、交感神経が優位になってしまっている人が多いと言われています。そのため、夜は強い光(部屋の照明、スマホ、TVなど)を避ける、アロマなどを利用してゆったりした時間をとるなど、リラックスの時間を意識的に作ったり早めに就寝するなどしっかり休むことを心がけてみましょう。

【2】起床時間を一定にする

就寝や起床時間、食事の時間など生活のリズムを一定にするのが好ましいですが、なかなかできない人も多いですよね。その場合は、起床時間を一定にするだけでも自律神経を整える効果があると言われています。

休日に寝坊したり、寝だめしたり、二度寝したりは極力避けて、毎日同じ時間におきましょう。また、起きたら一番最初にカーテンを開けて、太陽の光を浴びると自律神経が整いやすくなり、夜になってから眠気を起こすホルモンも分泌しやすくなります。

【3】ストレッチなどで上半身をほぐす

ストレッチ

首肩のコリと自律神経は深い関係にあります。首肩が凝っていると、頭痛やめまいなどはもちろん、自律神経の働きも交換神経に偏りがちになり、不眠の原因になると言われています。

首や肩こりに心当たりがある人は、湯船に浸かって温めたり、ストレッチで上半身をほぐしたりしましょう。スマホやPCを触りがちな日々だからこそ、意識的にケアが必要です。

***

自律神経は生活のリズムが乱れると良くないと言われています。もともと忙しい毎日を送っていた上に、コロナ禍で変化したライフスタイル、家族や学校、仕事の影響などに振り回されたり、大型連休中で生活リズムが崩れたり…。

現代の私たちは、ライフスタイルから自分の身体のバランスをとっていく工夫が必要ですね。

☆この連載は<隔週土曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!

 

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Written by

エステティシャン 永松麻美

自身が幼少期から10年以上ニキビや肌荒れ・肥満で悩んだことからエステティシャンに。「肌の健康を第一に」に考え、肌分析を軸にしたパーソナルなケアを提案するフェイシャル専門サロン&スクールの運営、美容講座の開催や執筆などもおこなっている。

公式ホームページ:https://suhada-salon.com/
Instagram:@asami.nagamatsu/

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