おはようございます。エステティシャン・美容家の永松 麻美です。皆さんにおすすめしたい朝美容コスメやテクニックを土曜日(隔週)にお届けしています。
今朝のテーマは、ジメジメする夏のメイク崩れを防ぐテクニックについてお伝えします。
メイク崩れの原因は?
梅雨から夏にかけては、メイクが崩れやすくて嫌や気持ちになりますよね。なるべくなら、崩れないメイクをしたいもの!
対策を考える前に、メイクが崩れる原因についておさらいしておきましょう。
まずは、マスクによる摩擦。そして、夏特有なのが、お肌から分泌される「皮脂と汗」です。
過剰な皮脂分泌は、食生活やスキンケアである程度コントロールが可能です。ただし、お肌は皮脂や汗を分泌するのが生理機能のひとつなので、完全に止めることはできません。
崩れないメイクをつくるコツ3つ
汗や皮脂が出る季節でも、なんとかメイク崩れのストレスを減らしたい!そんな時に使えるテクニックやワンポイントをご紹介していきますね。
【1】メイク前にティシュオフする
朝のスキンケアのあと、すぐに下地やファンデーションなどのベースメイクを使用していませんか?お肌に余分な油分が残っていると、メイクの定着が悪くなったりメイク崩れの原因になります。
スキンケアをしたら時間を開けるか、ティッシュオフをしてお顔の余分な油分をオフしてからベースメイクに入りましょう。これだけでもメイク崩れは改善されますよ。
【2】油分の少なめのメイク製品を使う
お顔全体のメイクが崩れやすい人は、油分の配合量の少なめの下地やファンデーションがおすすめです。
艶肌系のもの、テクスチャーが緩いものよりも、セミマットや固めのテクスチャーのものを選ぶと失敗が少ないはず。秋冬に購入した下地やファンデーションは、冬の乾燥対策で保湿成分として油分が多い製品も多いので夏用に少し崩れにくい製品の購入を検討してみてください。
皮脂吸着や抑制をしてくれる成分が配合のものや、汗でも崩れにく処方のアイテムも販売しています。
【3】下地やファンデーションの「量」に注意する
意外とやりがちなのが、ファンデーションの「塗りすぎ」です。どんなに優秀やベースメイクアイテムを使っていても、量を塗りすぎているとどうしてもメイク崩れの原因になります。
ファンデーションは少量を、薄く広げるように塗布しましょう。
また、メイクはお顔の中心部にしっかりと塗ると全体の印象がしっかりとするので、頬の外側などはしっかり塗り込む必要はありません。メイクの最後に、ルースパウダーやプレストパウダーをつけることでかなり崩れ予防になります。
汗をたくさんかいたり、拭いたりするとどうしてもメイクは崩れてしまいます。
崩れないメイクにこだわりすぎるよりも、「綺麗に崩れる」「直しやすい」ことを重視したほうが、ストレスが少ないかもしれません。
特に「量の塗りすぎ」に意識すると、汚い崩れ方をせず、メイク直しも楽になります。ぜひ参考にしてくださいね。
☆この連載は<隔週土曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!