おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。
「特に太ったわけでもないのに、シルエットが横に広がって見える…」。こんな悩みを抱えている方はいませんか?
特に、下半身。パーンとサイズアップしたように見えるその原因…それは「太ももの外側」が張っているからかもしれません!
「太ももの外側の張り」は、股関節の横に位置する「大転子」という骨が外に張って目立つようになっていることが大きく関係しています。
大転子が張っているとそれだけで、腰まわりから太ももの外側にかけて、太く見えてしまいがち。
しかも歩行時に足の外側に力がかかって筋肉を発達させるため、よりたくましい下半身を作りだすという悪循環に陥ることも…。
ちなみに、大転子が横に張り出すのは、内ももの筋肉やお尻の筋肉が弱化していることや、骨盤が左右に開いていることと関係しています。
日常的に内もも・お尻に筋力をつけるための運動をしたり、あぐらの姿勢で座るのをやめたりすることも改善への近道です。
ストレッチを取り入れて、太ももの外側の筋肉をほぐしてあげるのもおすすめですよ♪
それでは早速、仰向けになって、太ももの外側のストレッチを始めていきましょう!
太ももの外側の張りをスッキリさせる「美脚ストレッチ」
1) 仰向けになり、ひざを立てる
※足は腰幅程度に開き、両手は体の横に広げます。腰が、床から浮きすぎないようにしましょう(腰の下に丸めたタオルを敷いてもOK)
2) 右足を床から持ち上げて、右足首を左ひざの上に乗せる
※右ひざをやや外側に倒すようにすると、(2)の姿勢を取りやすくなります
3) 右足で引っ張るようにして、左足を右側に倒す。そのまま90秒キープ
※左の太ももの外側が気持ちよく伸びているところで、呼吸を繰り返しましょう。腰に痛みがある方は、無理におこなわないこと!
4) 反対側も同様におこなう
朝に行うと、寝起きのこり固まった股関節周辺の可動域が広がり、血行促進に。
夜なら、負担がかかり続けた太ももの外側の筋肉をケアすることにもつながるストレッチです。
ぜひ、お試しくださいね。
それでは今日も、良い1日を!
☆この連載は<毎週金曜日>に更新です。来週もどうぞお楽しみに!