血流を巡らせて、目覚めスッキリ!ベッドの上で簡単「関節運動」

 

おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。

朝、ベッドの中で目を覚ました瞬間に「腰が重い…」と感じることはありませんか。

これには2つの原因があります。1つは長時間、同じ姿勢で眠っているから。そしてもう1つは、寝具が合っていないから

寝具の問題は比較的解決しやすいのですが、寝姿勢に関しては無意識であることから、なかなか改善が難しくて厄介。毎朝腰がだるく、サクッと起きられずにいるという方は、ベッドの上で軽めの関節運動を行ってみるのも良いでしょう。

おすすめなのは、足首や股関節を軽く動かして、寝起きの体(筋肉)に大きな負担をかけることなく、血流を巡らせること

また、腰まわりをすっきりさせる効果も期待できると言われていますよ。早速一緒に行ってみましょう♪

目覚めスッキリ!ベッドの上で簡単「関節運動」

1) 仰向けになり、足を腰幅よりも広く開いたら、つま先を内側・外側にパタパタと動かす(10~15回)

朝にする間接運動

※背中や腰が床(ベッド)から浮きやすい方は、腰まわりを左右に揺すって余計な力を抜いてあげると良いです

2) 右足を床から持ち上げてひざを曲げたら、右手でひざをつかんで太ももとお腹を近づける(30~60秒キープ)

朝にする間接運動

※ここでも背中や腰が反らないように気をつけ、右太ももは苦しくない程度に引き寄せるようにします

3) 右ひざで円を描くように足を動かし、股関節周辺をほぐす(右回り・左回りそれぞれ10~15回)

朝にする間接運動

※最初は小さな円から、徐々に大きな円を描くようにすると、股関節や腰まわりへの負担がかかりにくいです。

4) 右足を中央に戻したら、左手で右ひざをつかみ、そのまま足を左側に倒す(30~60秒キープ)

朝にする間接運動

朝にする間接運動

※足を倒す角度を調節して、腰に強い痛みが出ないようにしましょう

5) 仰向けに戻り、反対側も同様に行う

***

いかがでしたか?

腰はもちろんのこと、寝起きの体は思っている以上に凝り固まっていて、だるさや重さを感じやすいもの。そんな朝は、ベッドの上でできる軽めの関節運動やストレッチを取り入れて、体も心もすっきりと、気分良く1日のスタートを切っちゃいましょう。

それでは今日も、良い1日を!

☆この連載は<毎週金曜日>に更新です。来週もどうぞお楽しみに!

 

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すっきりキレイ♪朝のビューティーストレッチ

人気ヨガインストラクターに教わる、キレイになる朝のストレッチ♪
Written by

ヨガ講師 高木沙織

ヨガインストラクター。

「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。”スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。

ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。産前産後ヨガインストラクター資格、Core Power Yoga CPY®、筋膜リリースヨガインストラクター資格を保有。

リフレッシュドライヘッドスパの資格も持つ。近年は小説やエッセイの執筆にも力を入れており、連載多数。

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