朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『いのちの車窓から』。
以前、カフェボンボンでご紹介した星野源さんの本が文庫化されました。雑誌の連載エッセイを収録した一冊です。
胸の窓は開いているか。車窓から青空は見えるか。怒涛の日々のなかで、心に映る風景をつづります。文庫化にあたって書き下ろしの「文庫版あとがき」を収録しています。
『いのちの車窓から』
著者:星野源
出版社:KADOKAWA
ささやかな日常がふいにきらめく瞬間を星野源は見逃さない。眼鏡のレンズ越しに出来事を見るのは、窓の内側から外を眺めている気分。人生という旅をしながら、流れていく車窓の風景を「僕」は面白く眺めている。
眠れない夜はいつも歌を作っていたという。この歌が誰かに届けばいいと願っていた。その想いはいまもずっと変わらない。「自分は音楽が好きで、音楽が鳴っている場所が好きだ。」ストレートでシンプルな気持ちがとめどなくあふれてくる。それから、人が好きでたまらないという気持ちも。
心優しく魅力的な人たち、吉田羊さん、笑福亭鶴瓶さん、古田新太さん、大泉洋さん、新垣結衣さんらとのエピソードや奇跡のように素敵なラブソング『恋』の歌詞が生まれた日のこともつづられています。
「ひとりぼっちだ」と感じていたから、そのままの自分でいられなかった。でももうバリアは張らない。ひとりではないと感じられるから。
星野源の想いを伝える言葉が、あるがままの心でいたいと思わせてくれる。
星野源さんの本、以前ご紹介したこちらもぜひどうぞ。
*『働く男』
*『よみがえる変態』
*『星野源雑談集1』
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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