悪いことばかりじゃない!「嫉妬」をうまく使いこなす方法2つ

 

1月21日:今日は「ライバルが手を結ぶ日」

女性2人

みなさんには、「ライバル」と呼べる存在はいますか?

私は幼少期から個人競技のスポーツをしていたこともあり、常に誰かをライバルに見立て、自分と比較していました。同年代の選手が結果を出すたび、「なんであの子は出来るのに、私には出来ないんだろう…」と、嫉妬心でいっぱいになっていたものです。

そのたびに、「人は人。自分は自分なんだから、比較しなくたっていいのに…」と自己嫌悪に陥っていたのですが、ある日、ふと思ったのです。

「嫉妬するということって、悪いことなんだろうか?」と。

そう、実は、嫉妬することによって得ていたメリットもあったのです。今日は、嫉妬心とともに成長してきたといっても過言ではない私が、これまでの人生を経て気づいた「嫉妬」のメリットや使いこなし方をご紹介します。

【1】モチベーションが維持できる

ガッツポーズをする女性

「今日は何だかやる気が湧かないな~」という日って、誰にでもありますよね。でも、そうやって自分が怠けている時、「ライバルはコツコツ努力して成長しているかも…」と考えると、「…負けてられない!!」って、奮い立たせられませんか?

競い合う相手がいるということは、モチベーションの維持につながります。怠けそうになったら、負けたくないあの人の顔を思い浮かべてみましょう。きっと行動したくなるはずです。

【2】自分の本心に気付ける

心のイメージ

「あ、いま、私は嫉妬しているな」と気づいたとき。

胸に手を当てて、「私は、あの人になんで嫉妬しているんだろう?」と考えてみてください。

嫉妬するということは、その嫉妬する相手に何かしら「羨ましい」と感じる要素があるということ。羨ましいという想いが膨れ上がった結果、嫉妬という感情になっているのです。

これは私の話ですが、転職活動を始めてたった2週間で内定をもらったという友人のエピソードを聞いたときのこと。「すごい!」と思う反面、嫉妬してしまいました。

「なぜ嫉妬心が湧いてしまったのだろう?」と自分の心に問いかけてみたところ、「私だって転職したい!」という本心が見えてきました。そう、「転職したいなぁ、でも、この歳で転職なんて厳しいだろうな…」という気持ちがあったからこそ、トントン拍子で上手くいった友人を羨ましく思い、嫉妬してしまったのです。

結果、その嫉妬心がきっかけとなり、転職活動を始める勇気をもらえたので、今は感謝しています。

***

いかがでしたか?「嫉妬」というと、ネガティブな感情といったイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。でも、使いようによっては自分を突き動かす原動力にもなるんです!ぜひ、「嫉妬」をうまく使いこなしてみてくださいね。

「ライバルが手を結ぶ日」とは?

1866年(慶応2年)のこの日(旧暦)、薩摩藩の西郷隆盛と小松帯刀、長州藩の木戸孝允(桂小五郎)らが土佐藩の坂本竜馬らの仲介で京都で会見し、倒幕のために薩長同盟(薩長連合)を結んだ。

出典:ライバルが手を結ぶ日(1月21日 記念日) | 今日は何の日 | 雑学ネタ帳 (zatsuneta.com)

★この連載は毎朝更新します。明日もどうぞお楽しみに!

 

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雑学コラム「今日は何の日?」

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Written by

林 美帆子

大学卒業後、大学職員として3年間勤務するもコンディションを崩し退職。その後、池田千恵さんの著書『朝4時起きで、すべてがうまく回りだす!』と出会い、朝活を開始。朝活をきっかけに、夢が次々と叶いだす。現在は会社員として働きながら、ライターやコラムニストとしても活動中。最近お気に入りの朝時間の過ごし方は、マインドフルネス瞑想をすること。朝時間を丁寧に過ごすと、その日1日がより豊かなものになる。ということを多くの方に広めていきたいです。

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