大阪でエステサロン「private salon Laule’a」を経営する美容家の寒川あゆみです。
クリスマスや年末、お正月と、この頃はイベント続き。
ごちそうを食べる機会が増え、体重がアップしてしまった…という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、脂肪や体重が本格的に定着して落としづらくなってしまう前に!体重の増減をコントロールする方法【基本編】をエステティシャンである筆者がお教えします。
年末年始の体重増加をコントロールする2つのポイント
「年末年始で体重が増えてしまったけど毎年のことだし、まあいっか」「そのうち勝手に元に戻るかな?」と放置して、諦めていませんか?
冬は体も冷えやすく、運動量も少なく汗もかきづらい季節です。さらに年齢とともに代謝は低下し、筋力が衰えてきます。
するとだんだんと「蓄えた脂肪が燃焼しづらく、老廃物を排出しづらい=体重が落ちにくく、痩せにくい体」となってしまうのです。
いつか勝手に元に戻るだろうと放置せず、諦めないで!
まだ新年がスタートして約2週間。年末年始の体重アップはコントロール次第で戻すことは可能なので、以下のポイントを取り入れてみてくださいね。
【1】食事量が増えてない?まずは食欲と胃袋を調整しよう
年末年始はいつも以上にカロリーの高いものが多く、一食で食べる量が増え、いつの間にか胃袋が大きくなります。
すると満腹中枢のリミッターが外れ、食べたい欲が止まらないといった状態になりがち。
その余韻を引っ張ったまま「一食の食事量が増えている」「小腹が空いて毎日間食している」という人は要注意です。
ポイント1. 一食あたりの食事量が多くないか見直す
年末年始のごちそうがクセづいてしまい、以前より食事量が増えていませんか?
年末前の食事を振り返り、もし全体的に量が増えているな、と感じた場合は、少しずつボリュームを減らして調整してみましょう。
ポイント2. 食べる順番は、汁物→野菜→メイン→米の順で食べる
カロリーの高いメイン料理、糖質の多いお米などを、空腹状態で先に食べると、血糖値の上昇や体内への吸収が高まります。
最初に汁物を飲み、ひと息つき、野菜を多めに摂りましょう。
ポイント3. メインとお米の量を少し減らす
主食であるお米、そして主菜はカロリーや糖質が多め。毎食少しずつでいいので、量を減らしてみましょう。糖質やカロリーをカットできると、体重をコントロールしやすくなります。
ポイント4. 定期的に箸を置き、よく噛む
食べ始めからお腹がいっぱいになったと感じるまでには約30分かかり、早食いは食べ過ぎの元となります。
箸を置き、よく噛んで、満腹中枢をコントロールしましょう。
ポイント5. 間食グセをやめる
小腹が空いたからとお菓子、スイーツを食べていませんか?
間食は習慣になるので、どうしても小腹が空いた時だけにしましょう。また食べる場合には、よく噛めてカロリーの低いあたりめ、するめ、昆布にしましょう。
【2】体内の水分代謝を高めてむくみを排除しよう
食事とあわせて意識したいのが、水分です。
起床時、日中、半身浴&マッサージ中、お風呂上がりにストレッチしながら…など、1日かけて1.5ℓの水を摂り、トイレや汗として排出し、老廃物を溜め込まない体に変えましょう。
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年末年始で体重アップしてしまった…という人は、年末で大きくなった胃袋を小さくするために食事の量を見直し、満腹中枢を正常に戻すことを約1週間続けてみてください。
来週の後編では、食欲や胃袋をもとに戻し、水分代謝を良くしたあと、体重を減らしていくコツについてご紹介します。
お楽しみに!
☆この連載は<木曜日>更新です。次回もどうぞお楽しみに!