英語「lantern」の意味って?
「行灯(あんどん)」を英語で言うと…
「行灯・行燈」を「あんどん」と読むのは唐宋音で(ちなみに行列の行は呉音、行動の行は漢音です)、元来は移動の際に使われていたのでこの字が使われたそうです。
のちに移動用は「提灯(ちょうちん)」が主流になり、「行燈(あんどん)」は部屋に据え置くもののみを指すようになりました。
これで通じる!よくある日本人の解答例
- An andon is an oil lamp covered with a lampshade made of a wood or bamboo frame and paper.(=あんどんは、木や竹の枠と紙で作られたランプシェードがついたオイルランプです)
- “An” means “go” and “don” means “lamp,” so “andon” originally meant “lantern.(=「あん」は「行く」、「どん」は「ランプ」を意味します。つまり、もともとはランタン(提灯)のことです)
- “After chochin, Japanese paper lanterns became popular, andon only meant lamps placed in rooms.(=紙のランタンである日本の提灯がポピュラーになってからは、あんどんは部屋に置くランプだけをさすようになりました)
英語ネイティブの「あんどん」解答例
An andon is a traditional oil lamp.(=あんどんは、伝統的なオイルランプです)
There’s a little bowl with oil on the inside, and it has a bamboo and paper covering.(=中にオイルが入った小さなボウルが入っていて、竹と紙で覆われています)
The light it makes is soft and beautiful.(=あんどんの灯りは、柔らかく美しいものです)
出典:『知ってる英語で何でも話せる! 発想転換トレーニング』 (音声ダウンロード付き)著者: 田尻 悟郎 / 出版: コスモピア
覚えたいフレーズ&キーワード
- lampshade:ランプのかさ
- lantern:提灯(ちょうちん)
- originally:元は、元来
- traditional:伝統、伝説の
☆明日のレッスンもお楽しみに!
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