「カレーライス」「オムライス」「みかん」…など、身近に料理や食べ物。英語ではどう言うかご存じですか?
カレーライスは “curry and rice” 、オムライスは “omelette and rice” 、そしていわゆる温州みかんは “mandarin” です。
みかん=orange、カレーライス=curry riceで通じそうな気もしますが…正しい英語表現は少し違います。
今日はテンナイン・コミュニケーションとのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」から、知っているようで知らない?ちょっと意外な英語表現を3つご紹介します。
「栗」を英語でいうと?
ほんのりとした甘さが人気の栗!旬の秋には栗を使った「マロンパフェ」「マロンケーキ」などのスイーツがたくさん登場しますよね。
しかし実は「栗」=「マロン」はNG。栗を英語でいうと
栗=chestnut(=チェスナット)
が正解ですと◎
“marron(マロン)” は英語ではなくフランス語が語源の言葉。英語のネイティブに “marron” と言ってしまうと「ザリガニ」と誤解されてしまうことがあるので、要注意ですよ。
「オードブル」を英語でいうと?
フランス料理の前菜、そしてパーティやイベントなどでよく登場する大皿の盛り合わせ料理を表す「オードブル」。この言葉も、英語ではなくフランス語の “hors d’oeuvre” が語源。
レストランなどでの前菜は、英語では
appetizer=前菜
と表現します。
また、パーティーの大皿盛り合わせ料理は日本独自のもので英語圏には存在しません。英語で表現する場合は
assorted ~=~の盛り合わせ
という表現を活用しましょう。「アソート」という言葉は日本でもチョコレートなどのお菓子の詰め合わせで使用されることがあるので、覚えやすいはず!
「お餅」を英語でいうと?
年末年始に欠かせない食べ物の1つである「お餅」。この日本の食材を英語で表現するとどうなるのでしょうか?
同じくお米で作る「お寿司」は、英語でそのまま “sushi” で通じますが、お餅は “omochi” ではなかなか通じません。「お餅」は
お餅=rice cake
と表現しましょう。ちなみに、お餅(rice cake)は中国や韓国など他の国にも存在するので、「日本のお餅」だと強調したいときは
Japanese rice cake=日本のお餅
と表現するのがおすすめですよ。
以上、食べ物にまつわる英語表現を3つご紹介しました。これら3つは勘違いしている人が多い言葉だそう。この機会に、自分が好きな料理や食材の英語をまとめて調べて、覚えてみてはいかがでしょうか♪
(本記事は、テンナイン・コミュニケーションとのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」のバックナンバーをピックアップしてご紹介しています)