毎週水・金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」とのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。金曜日は、今話題のニュースに関する英語表現をご紹介します♪
“salary man”は通じない!「サラリーマン」を表す英語4選
日本では男性の会社員を「サラリーマン」と呼びますが、ネイティブ相手に ”I’m a salary man.” と言っても伝わりません。なぜなら、「サラリーマン」は和製英語だからです。
この、日本語の「サラリーマン」にバッチリ対応する英語表現はなかなか見いだせませんが、同じような意味合いの英語表現をいくつかご紹介します。
businessman(=ビジネスマン)/ businesswoman(=ビジネスウーマン)
実業家や経営者、または管理職の人、営業マンなどを表します。
例)He is a good businessman.(=彼は商売上手の営業マンだ)
office worker(=給料をもらって仕事をしている会社員)
企業のオフィスで働く、いわゆるサラリーマン・会社員。事務員や秘書などを表すことが多い表現です。
例)Most office workers commute from the suburbs.(=たいていのサラリーマンは郊外から通勤している)
company employee(=従業員、会社員)
こちらも会社員なのでサラリーマンとも言えますが、ある会社で働く従業員、という意味合いで使われます。
例)He became an actor after he was a company employee.(=彼は、サラリーマンから俳優になりました)
nine-to-fiver(9-to-5er)(=勤務時間が午前9時から午後5時までの人)
例)This product is for the nine-to-fiver who wants to look stylish at work.(=この商品は、職場でおしゃれをしたいサラリーマンのための商品です)
ちなみに「あなたの仕事は何ですか?」と聞かれたときは「I am an office worker.(サラリーマンです)」と答えるのではなく、もっと具体的に答えるのが良いでしょう。
例)
Johnさん:What are your jobs?(=あなた方の仕事は何ですか?)
Albertさん:I work in sales.(=営業の仕事をしています)
Carolさん:I’m an engineer.(=エンジニアをしています)
このように、いわゆる「サラリーマン」はいろいろな訳し方があります。ぜひ、ネイティブに自己紹介するときに、使ってみてくださいね。
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)