毎週水・金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」とのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。金曜日は、今話題のニュースに関する英語表現をご紹介します♪
英語の「I understand」と「I see」の違いって?
会話の中で「なるほど」と、小刻みに顔を上下に動かし、相づちを打つことがありますよね。その動作を、海外の人が見るととても不思議に感じるそうですよ。
英語にも、顔を上下に動かす習慣はないものの、相づちを打つことはあります。相手が相づちを打ってくれていると、「ちゃんと聞いてくれている。」「わかってくれている。」と安心できますよね。
今日は、英語の「相づち」フレーズ2つと、その違いについてご説明します。
I see.(=なるほど)
これは、自分が知らなかったことを理解したときに使います。
例1)
Aさん: COVID-19 is going around our office now. (=会社でコロナウイルスが流行っているんだ)
Bさん:Oh, I see, that sounds scary.(=なるほど、それは恐ろしいですね)
例2)
Aさん:I couldn’t confirm this topic today, so I will check next Monday.(=このトピックについてまだ確認していないので、週明け月曜日にチェックします)
Bさん:Oh, I see.(=なるほど、分かりました)
I understand.(=承知しました)
一方こちらは、相手からの指示や説明を理解した、と伝えたい場合に使います。また、「I see.」よりも、よりフォーマルな場での使用に適しています。
例1)
Aさん:We need the report to finished by Monday.(=レポートを月曜日までに終わらせておく必要があります)
Bさん:OK, I understand.(=はい、承知しました)
Aさん:We will postpone the online meeting until Friday since we are busy today. (=本日忙しいので、オンライン会議は金曜日に延期します)
Bさん:I understand.(=承知しました)
相づちを打つ表現には、その他にも、「Right.」や「I got it.」など、さまざまなフレーズがあります。ナチュラルな相づちが打てるように、バリエーションや違いを覚えてみてください♪
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)