おはようございます。10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアの片山智香子です。
この連載では、朝から元気になれる美味しいパン屋さんやカフェを紹介します!
【京都・嵐山】抹茶のフレンチトーストが絶品!ベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと嵐山庭園」
2019年7月にオープンした「パンとエスプレッソと嵐山庭園」は、嵐電嵐山本線の嵐山駅を下車して、徒歩5分程度の場所にあります。
嵐山は人気の観光スポットなので、駅前は外国人を含めて観光客でにぎわっていますが、少し裏道に入ると閑静な住宅街になっていて、がらりと雰囲気が変わります。
日本家屋のその建物は、のれんがかかっていなければ、ベーカリーやカフェだとは絶対分からなそうな造り。
というのも、こちらの建物、京都府指定有名文化財でもある旧小林家住宅(1809年に建設された園部町の庄屋を昭和57年に移築したのが旧小林家住宅)を、出来る限りそのまま利用した店舗とのこと。
他の「パンとエスプレッソと」の店舗とは、全く趣が違うんです。
こちらが、カフェの「パンとエスプレッソと嵐山庭園『エスプレッソと』」。
日本家屋なので全て畳なのかと思いきや、店内はテーブル席もあり狭くはありません。
カップルや家族でという方も多いですが、テーブル席は大勢座れるタイプなので、一人でも入りやすい雰囲気。しかし、やはりと言うか…、庭園が見える座敷の窓際の席は、いつでも満席なのだそう。
ベーカリーである「パンとエスプレッソと嵐山庭園『パンと』」ではパンが販売されているのですが、せっかくなら京都限定のメニューが食べたいと思い、こちらのカフェで「抹茶のフレンチトースト」をオーダーしてみました。
(ちなみに抹茶のフレンチトーストは、14時~の提供)
抹茶のフレンチトースト
看板商品である食パン「ムー」に抹茶を混ぜ込み、厚切りにカット。
中に抹茶がたっぷり入っているだけでなく、上にも「これでもか!」とばかりに抹茶がかかってます。
中はまるで、クリームのようなとろける柔らかさ。まるで、プリンを食べているような食感。もちろん、抹茶の渋みがきいていて美味しいのだけれど、途中、味の変化を楽しめるように、蜜もついてます。
まずはそのままでフレンチトーストを味わい、次に、甘い蜜をかけて濃厚な風味を堪能し、お口直しに、一緒に頼んだドリンク「ほうじ茶ラテ」で口の中をリセット…そんな楽しみ方ができるフレンチトーストでした。
ちなみに、朝8時からは、「松のブランティーセット」「竹のプレートセット」「梅のパニーニセット」と、松竹梅のセットメニューがあるようです。
松と竹にはパンが5種入っているようなので、色んな種類を少しずつ食べたい方は、セットメニューが良いかもしれませんね。
パンとエスプレッソと嵐山庭園『エスプレッソと』
住所:京都府京都市左京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町45-15
電話番号:075-366-6850
営業時間:8:00~18:00
定休日:不定休
※同じ敷地に、ベーカリー「パンとエスプレッソと嵐山庭園『エスプレッソと』」があります
公式ホームページ:https://bread-espresso.jp/
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