おはようございます。エステティシャン・美容家の永松 麻美です。皆さんにおすすめしたい朝美容コスメやテクニックを毎週お届けしています。
朝は急いでいることが多く、本当はゆっくり楽しみたいメイクも、毎日時間との戦いですよね。
でも、急いでメイクをしたせいですぐに崩れたりうまく化粧ができないと、イライラしたり、1日のスタートが台無しに。
今日は、そんなブルーな気分にならないための、簡単にメイク効率があがるコツ3つをご紹介します。
【1】メイク崩れ防止!「ティッシュオフ」のひと手間
まずは、夏場もちろん、脂性肌の人にぜひやってほしい一手間。
メイクが崩れやすい、すぐによれる原因のひとつに「油分」があります。スキンケアのあと、ベースメイクに入る前に余計な油分をティッシュオフすることで、メイクよれ、崩れを予防できます。
日焼け止め、下地、ファンデなど油分の多めの製品を使用している場合は、塗るたびに軽くティッシュオフしても◎。ちなみに、油取り紙などだと油分を取りすぎてしまうので、「ティッシュで軽くオフ」がオススメです。
【2】「白いモロモロ」を出さない下地の塗り方
日焼け止めや下地を塗った時、なぜか肌から消しゴムのカスのようなモロモロがでてくること…ありませんか?あれは、垢や角質ではなく、実は化粧品に含まれる成分。
あのモロモロを出さないためには、下地を塗る時、スライドさせて広げたりこすったりせず、摩擦を避けて押し広げる感じで塗りましょう。
スキンケア用品をしっかりと浸透させ、時間をおいてから塗るのも大切です。
ただし成分の問題、化粧品同士の相性により、上記の2点に気をつけてもモロモロが出てしまうことも。その場合は。朝だけ原因の化粧品を変えるのがベスト。
基本的にはオールインワンのケア用品などゲル系の成分からモロモロが出やすく、合成ポリマー系、シリコン、キサンタンガム、ヒアルロン酸などが多く含まれているものは注意が必要です。
【3】パンダ目予防!マスカラ前の必須テクニック
マスカラがまぶたや目の下についてしまうと、嫌な気持ちになりますよね。
これは、マスカラ前に油分をしっかりとオフすることと、目の周り、とくに下まぶたにルーセントパウダーを仕込むことで予防ができます。特に一重さんや奥二重さんは、これをやるだけでマスカラの落ち方が変わるはず。
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朝の時短メイク。優秀な製品もたくさんあるけれど、アイテムを変えなくてもちょっとした一手間でメイク崩れやヨレを防ぐことができます。
ぜひ朝のメイクに取り入れてみてくださいね。
☆この連載は<毎週土曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!