おはようございます♬
そういえばすっかり秋の気配になりつつあるシアトル。
アイスアメリカーノの出番が減ってきて
今さら思い出した15年前の出来事が本日のネタでございます。
その昔、会社に派遣してもらって
シアトルで3か月ほど学生をしていた頃
学校のそばにあったEspresso Vivaceで
※カップにロゼッタ状の葉を描くラテ・アートを
シアトルのカフェで採り入れた初めてのカフェ※
アイスラテを頼んだときのこと。
甘味が欲しいなとガムシロップを探して
カウンターを見渡すとそれらしきものがない…
あるのは低脂肪から無脂肪、そして普通のミルクと
これまた精製してある砂糖からされていない砂糖に
カロリーコントロールされている砂糖だけ。
そこでつたないなりに英語で定員さんに聞いてみる。
「Do you have some “gum syrups”?」
=”ガムシロップ”はありますか?
「What? What is gum syrup?」
=え?ガムシロップってなんですか?
「Hmmmm, it’s like liquid sugar.」
=うーん、液状の砂糖みたいなものです。
「Sorry, we don’t have it, you can use those sugars.」
=残念ですがうちにはありません、
そこの(粉末の)砂糖使えますよ。
ええええええええええええ
本気ですか?アイスラテに粉末の砂糖?
しかし郷に入ったら郷に従え。
以降、数年間ここアメリカでは
冷たいコーヒーに砂糖を入れ
一生懸命かき混ぜても
なおじゃりじゃり言わせながら
美味しくいただいたものでした(:_;)
調べてみるとガムシロップとはこんな感じで
砂糖・水・アラビアガムを煮込んで作った甘味料。
しかし、存在が認められるのは(当時)
東アジア、ときに東南アジアで
欧米では認知度が非常に低いものだったようです。
そこから数年経つとスタバなどでは
甘いフレーバーシロップが登場し
注文時にお願いすると入れてくれるようになるのですが
それはまた(自分で入れる)ガムシロ問題とは別の話。
しかしあれから15年…
最近のシアトルではなんと!!!!
瓶に入った液状の砂糖。
いわゆるガムシロ的なアレ、が
ときどきカフェに出現するようになったのです!←すごい進化!
よく見ると「simple SYRUP」と書いてあります。
ぬおおおおお、めっちゃ嬉しい♡
まさしくThat’s the stuff.
=その通り(まさにそれそれ!)
こんな小さいことだけど
意外な「アメリカあるある」笑
みなさま、アメリカ旅行の際にはぜひご注目のほど。
ちなみに、日本でいうガムシロ的なものが欲しいとき
『Corn Syrup』か『Liquid Sugar』と言うといいかも。
なぜかGum Syrupは通じませんのでお見知りおきを。
日本はまだまだ冷たいアイスコーヒーが美味しい夏でしょうね♬
美味しい飲み物でみなさまどうぞSweetな1日を♡