会社の上司や同僚から行きたくない飲みに誘われたとき、友達にあまり興味のない映画に誘われたとき…「やんわり断りたい」シチュエーションに遭遇することって結構ありますよね。
今回は、そんな乗り気でない誘いを「やんわり断る」英語表現をご紹介します。
ワンクッション置いてからの “NO”表現4つ
まず、ハッキリ意志を示しながら、それでも角を立てずにやんわりと断る方法をご紹介します。
【1】(I’m) Sorry 「ごめんね」
【2】Unfortunately, 「残念だけど」
【3】Thank you, 〜 but 「ありがとう、でも〜」
【4】I wish I could ……「〜できたらいいんだけど」
日本語でも「誘ってくれてありがとう、でもその日は忙しいんだ」と断ることがありますよね。英語もそれと同じです。
「考えておくね/検討させてください」 の表現2つ
「考えておきます」や「検討させてください」は、その場で答えを出さず遠回しにお断りする際の定番ですね。
【5】I’ll think about it.
一番シンプルで使いやすいのがこのフレーズ。
A:I’m planning to go to Niseko for skiing in December. Do you want to come with me?(=12月にニセコにスキーをしに行く計画を立ててるんだ。一緒に行きたいですか?)
B:I’ll think about it and let you know by the end of this month if I want to go.(=考えておきます。もし行きたかったら今月末までにお知らせしますね)
【6】Let me think about it.
他にもよく使われるのがこの表現。
A:Do you come with us for drinks tonight?(=今晩、僕たちと飲みに行かない?)
B:I would love to but let me think about it. (=ぜひ行きたいんだけど、考えさせてください)
「またの機会に」と断るときの表現2つ
「考えさせてください」「検討します」と同じくらい頻繁に使う断り文句に、「またの機会に」があるのではないでしょうか。 “Maybe next time. / Not this time.” と断ってももちろん伝わりますが、もう少しスマートに、そしてキチンとしたシチュエーションでも使える表現が他にあります。
【7】pass on 〜
日本語で「今回はパスするわ」と断ることもありますよね。この「パス」はそのまま英語の “pass” で表すことができます。
A:(電話で)You are coming to go out for lunch with us, aren’t you?(=ランチ僕たちと一緒に食べに行くよね?)
B:(電話で)I’ll pass on it today because I don’t think I can make it. I just woke up.(=今日はパスするよ。間に合わないと思うから。起きたばかりなんだ)
【8】make it
“I can make it.” には複数の意味があるのですが、よく「間に合う」「成し遂げる」「都合をつける」という意味で使われています。
A:Do you think you can come to the birthday party by 8pm?(=誕生日パーティー、8時までに来れそうですか?)
B:I wish I could, but I don’ think I can make it by 8pm.(=できたらそうしたいけど、8時には間に合わないと思います)
「なんとなく」を理由に断る表現3つ
特に理由はないけれど、なんとなく誘いに乗りたくないとき、また理由をあまり言いたくないときに、「今日はそんな気分じゃないんだ」「今日はなんとなく行きたくないんだ」などと言いたいこともありますよね。
家族や親しい友だちに「なんとなく」を理由に断るフレーズには、いくつかあります。
【9】I don’t feel like 〜
A:How about hamburger tonight?(=今夜ハンバーガーはどう?)
B:I don’t feel like eating junk food, I want something healthy.(=今夜はジャンクフードを食べる気分ではありません。何かヘルシーな物が食べたいです)
【10】not in the mood to 〜
“not in the mood to 〜(〜するムードではない)” という言い回しを使って表現することもできます。
【11】“just” を使った表現
少ししつこい誘いだと、「どうして一緒に行かないの?」などと理由を聞いてくる人もいるかもしれません。そういったときは、“just” を上手に使ってみてください。
“I don’t want to go out today” に “just” を付けるだけで「何となく行きたくない」といった曖昧な返事にすることができます。
いかがでしたか? 断り上手な英語圏の人たちは、こういった言い回しを相手や状況に合わせて上手に使い分けています。多くの言い回しが日本語と似ていて、かつシンプルな単語・文法なので、コツさえ掴めばあっと言う間にマスターできるはず。
映画やドラマでもよく耳にするフレーズなので、朝の短い時間でも気軽に英会話が学べる「DMMオンライン英会話」などでネイティブの先生に質問しながら勉強してみてください♪
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▼「またの機会にね」友だち・上司の誘いを “やんわり” と断る英語フレーズはこちら >>
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