”ワンピース”や”パーカー”を英語で言うと?気をつけたい「和製英語」いろいろ
「サラリーマン」や「ノートパソコン」、「ホッチキス」、「ペットボトル」…普段何気なく使っている「カタカナ言葉」。英語だと思い込んでいたけれど、英語ネイティブの人にどうしても通じない…そんな経験あるある!という方、きっと多いですよね。
通じない原因は、発音だけにあらず!日本語のカタカナ言葉には、いかにも英語っぽい「和製英語」が思った以上にたくさんあるんです。
そこで今回は、覚えておくといい「和製英語」を、DMM英会話ブログ」(http://eikaiwa.dmm.com/blog/)よりピックアップ!この機会に、正しい英語フレーズも一緒にマスターしてしまいましょう♪
「食べ物」に関する和製英語 5つ
「フライドポテト」 …正しい英語表現は “chips” “french fries”
「フライドポテト」は、最も日本人が間違いやすい和製英語。”fried potato”っていかにも英語っぽいのですが、イギリス英語では”chips”、アメリカ英語では”french fries”と呼ばれます。
「シュークリーム」 …正しい英語表現は “cream puff”
英語っぽい響きなので、そのまま”shoe cream”で通じそうな言葉ですが、日本語の「シュークリーム」はフランス語に由来しています。
英語では、ふわっと空気が入って膨らんだものを形容する”puff”という単語を使って”cream puff”と呼ばれます。
「プリン」 …正しい英語表現は “creme caramel” “custard pudding”
「プリン」を英語にすると”pudding”だと思いがちですが、日本の「プリン」は英語では”creme caramel”や”custard pudding”などと呼ばれます。
「ピーマン」 …正しい英語表現は “bell pepper” “pepper”
日本語の「ピーマン」の由来は、フランス語の”piment”やスペイン語の”pimiento”だと言われていて、英語では”bell pepper”、”sweet pepper”や”pepper”と呼ばれます。
「サイダー」 …正しい英語表現は “lemonade” “soda pop”
日本で販売されているような「サイダー」は英語では”lemonade”や”soda pop”と呼ばれています。“cider”という英単語もありますが、これはイギリス英語圏ではリンゴのお酒を指し、アメリカでは発酵していないリンゴ果汁を意味します。
「暮らし」に関する和製英語 8つ
「ビニール袋」 …正しい英語表現は “plastic bag”
日本語では「ビニール」と呼んでいますが、英語でスーパーの袋は”vinyl”という英単語は使われず、”plastic bag”と一般的に呼ばれています。
「パソコン」 …正しい英語表現は “computer” “desktop”
これも和製英語の定番。“personal computer”という英語もありますが、実際には”computer”や”desktop (computer)”と呼ぶことが多いです。
ちなみに、「ノートパソコン」は”laptop”や”laptop computer”と呼びます。
「ベビーカー」 …正しい英語表現は “stroller” “pushchair”
“baby car”で通じそうですが、こちらも和製英語なんです。英語では”stroller”、”baby buggy”または”pushchair”と呼びます。
「レンジ」 …正しい英語表現は “microwave”
「レンジ」は”range”ではありませんよ。英語では”microwave (oven)”と呼びます。“microwave”は「電子レンジにかける、チンする」という動詞としても使える単語です。
「コンロ」 …正しい英語表現は “stove”
キッチン関係で「コンロ」もちょっと英語っぽいですよね。でも、英語ではありません。英語では”stove”と呼ばれたり、イギリス英語圏では”hob”と言うことも多いです。
「ドライヤー」 …正しい英語表現は “hair dryer”
髪の毛を乾かす電気製品を日本語では「ドライヤー」と言いますが、英語では”hair dryer”と言います。”dryer”は洋服などを乾かす「乾燥機」を指すことが多いので、旅先のホテルなどでドライヤーを借りたい場合は”hair dryer”と言わないと、困惑させてしまうかもしれません。
「シャーペン」 …正しい英語表現は “mechanical pencil”
日本語では「シャープペンシル」とも言う「シャーペン」。英語で”sharp pencil”はただの「尖った鉛筆」を意味してしまいます。正しくは”mechanical pencil”と呼ばれています。
「ホッチキス」 …正しい英語表現は “stapler”
「ホッチキス」も通じない和製英語の定番です。最初にアメリカから輸入したものがE.H.ホッチキス社製のものだったので、日本では「ホッチキス」と呼ばれていますが、英語では”stapler”と呼ぶのが正解です。
「洋服」に関する和製英語 5つ
「 トレーナー」 …正しい英語表現は “sweatshirt”
洋服の「トレーナー」も英語では通じません。英語の”trainer”は、ジムなどにいる「トレーナーさん」や動物の「調教師」、またはイギリス英語では「運動靴」を表します。スウェット地の「トレーナー」は”sweatshirt”と言います。
「パーカー」 …正しい英語表現は “hoodie”
「トレーナー」にフードがついたような服を「パーカー」といいますよね。しかし英語圏で「パーカー」というと防水カッパのようなものを指します。正しくは”hooded sweatshirt”と呼びます。”hoodie”や”hoody”とも言います。
「ワンピース」 …正しい英語表現は “dress”
“one piece”でちゃんと通じそうな「ワンピース」。でも通じないんです。英語では”dress”と呼ぶのが一般的で、パーティーに着ていくのも”dress”、ワンピースも”dress”です。
「フリーサイズ」 …正しい英語表現は “one-size-fits-all”
洋服を買う時に「これはフリーサイズですか?」というような使い方をしたいところですが、”free size”では通じません。一つのサイズで万人に合うという意味の”one-size-fits-all”という、ちょっと長い単語になります。
「バーゲン」 …正しい英語表現は “sale”
バーゲンシーズンに海外旅行でたくさん買い物をするのも楽しいですよね!そんな「バーゲン」も和製英語なんです。最近は日本でも「セール」という表現が広まってきていますが、英語では”sale”と言うのが一般的で、”bargain”という英単語は「バーゲン品」「安売り品」のことを指します。
…いかがでしたか?
普段何気なく使っている「和製英語」ですが、いかにも英語っぽいカタカナ言葉は、ネイティブと話す時や海外旅行先でも、自然に口から出てきてしまいがち。しかも小さい頃から慣れ親しんでいる言葉なら…なおさらです。ちょっと、やっかいですよね。
朝起きてから夜寝るまで、いつもの1日の中で、カタカナ言葉を意識して探してみると、思った以上に和製英語に出会うはず!「これって正しい?それとも和製英語?」と思う言葉があったら、その場で辞書ツールや翻訳サイトで検索してみるのがオススメ!
また、気になった言葉をメモしておいて、後日、オンライン英会話レッスンなどで、ネイティブ相手に実際に使ってみたり質問してみることで、海外での生活に役立つ英語力をアップできるかもしれませんよ♪
身近な和製英語をさらに詳しく知りたい方はこちら(DMM英会話ブログへ)↓
▼パーカーは英語でなんて言う?そのままでは通じない和製英語まとめ30選(>> http://eikaiwa.dmm.com/blog/english_tips/wasei-eigo/)
(記事公式協力:オンライン英会話ランキング8部門で満足度 No.1 DMM英会話)