先日、「The power of intention」という本を読んでいたら、面白いことが書いてあったので、その部分を抜粋します。
量子力学の理論は風がわりなものと言われることもあります。
もっとも微細な素粒子の世界では、素粒子を観察すること自体が粒子を変えてしまう、というのです。
わたしたちがこれらのごく微細な素粒子をどのように観察するかというころが、これらの粒子のあり方を決定する要因になります。
これを応用して考えれば、世界をどう見るかが、わたしたちの住む世界のあり方に影響を与える、と言ってもいいでしょう。
このことは表現をさまざま変えて言われていることです。
「ミクロの世界にあてはまることはマクロの世界にもあてはまる」
量子力学って、面白いですね!
これは、もしかしたら、わたしたちが世の中を見る目によって、世界に影響を与えるということなのかもしれません。
あと、子育てにおいても、親の子を見る目によって、子供も変わってくるということになります。
自分自身への評価を変えることによって、自分を変えることができるということでもありますよね。
こんなことを考えていると、次々と想像が止まらなくなるのですが、自分のものの見方はとても大切だということになります。
そういえば、昔からずっと不思議に思っていたことがあります。
いろいろなカメラマンと撮影をしていると、彼らの見方によって、写真に写ったわたしの顔や雰囲気が変わるのがわかります。
それが特によくわかるのが、外国人のカメラマンとお仕事をする時で、彼らはわたしに対して、とてもオリエンタルな見方をするらしく、わたしの顔は日本人のカメラマンが撮る時と全然違い、とても東洋的に写ります。
カメラは機械なのに、なぜ人の思いや見方を写し出すことができるのか、いつもとても不思議でしたが、この量子力学の理論を知ると、少しわかるような気もします。
わたしが勉強しているホメオパシーも、今は科学的に証明することはできないのですが、この学問がさらに進歩することによって、それが可能になるかもしれないと言われています。
この学問の進歩が楽しみです。