本連載「モーニング・マルシェ」では、朝時間.jp編集部がセレクトした、朝が楽しくなるアイテムを日替わりで紹介します!
30年の知恵が凝縮した「モノの減らし方」!
断捨離、ミニマリスト、生前整理、昨今はどちらかというと「捨てる」ムード。
でも、いろいろ読んでも、試してみたけど、片付かない、リバウンドしてしまう…そんな方いらっしゃいませんか。
今回ご紹介する「1週間で8割捨てる技術」の作者は、1996年からカナダに移住した50代主婦ミニマリストの筆子さん。旦那さまと娘さんと3人暮らし。
20代のモノをたくさん買っていた時を経て、約30年間「モノの減らし方」と向き合ってきた筆子さんのノウハウが詰まった1冊です。
第1章で、筆子さん自身の経験を元に「捨てられない理由」や、「捨てられない人の共通点」があげられているので、捨てることへの心の準備が整います。
第2章からは、捨てるためのフォーミングアップとして、15分で27個のモノを捨ててみることや、家族との向き合い方など、「捨てる技術」について。
第3章では、1日目、2日目・・・と具体的にどこをどういう基準をもって捨てるのかという提案がされています。
ここで、筆子さんが推奨しているのが、特にモノを溜め込んでいる場所「プライムゾーン」から捨てはじめること。人それぞれ物が特に多いゾーンってありますよね。そこから片づけはじめることで、捨てることへの拍車がかかり、どんな人でも1週間で8割減らすことができるそうです。
私自身は、これまで何冊も収納や片づけ、断捨離本を読み、ちらかというと「捨てられるタイプ」。定期的にモノを処分しているので不要なものはないはずなのに、毎回捨てるものが出てくる…。なぜ!?と思っていたのですが・・・、第4章にあった「「もう捨てられない!」と思ったところからが本番!」というのが目から鱗でした。
部屋の写真や動画を撮ってみる、家族や友達に指摘してもらう、1週間自宅を離れてみる・・・など、今まで試したことのなかったおもしろい方法がずらり。
30年の知恵が詰まった筆子さんルール、おもしろい!
生きている限り、片づけや捨てることにゴールがあるわけではありませんよね。誰と住むのか、どこに住むのか、人生の中で何が大事なのか。その時々で変わっていく価値観の中で、身の回りにあるものと上手に付き合っていけるように。
色々ためしてみて自分にフィットする片づけ&捨てるルールを見つけていきたいものです。
これまでいろんな方法を試したけど、うまくいかなかった、という方もぜひ読んでみて、試してみませんか?