BLOG

アメリカの赤と青(大統領選挙のニュースから)

 

おはようございます♬

今朝もニュースではドナルド・トランプ氏の話題ばかり。

好きだ嫌いだ意見はあっても
こんなに毎日彼の一挙手一投足に注目していたら
日本だったら問題になりそうなアメリカ大統領選挙ですが

ところ違えば問題なし、みたいです(@_@)

そんなわけで今朝、仕事の前に通りかかったこの

clipper

 

 

 

 

 

 

Victoria Clipper(お隣カナダまで走っている船)を横目で見ながら
アメリカの2大政党(青と赤)について考えてました。

渡米して2年。
よく考えればアメリカの2大政党の名前も特徴もよくわかっていない私。

ここでネット(主にウィキ)を駆使して自分なりに調査を開始!

Democrat民主党(:リベラルと呼ばれてます)

『リベラル(=自由主義)』を掲げ、環境・人種・福祉問題に積極的
そして、今はヒラリー・クリントンさんが候補になるのかな、というところ

こちらではBlue State、と言うと「リベラルな州」とされるので
青=民主党、のイメージ

彼らを支持している層というのが
・西海岸(私の住むシアトルを含むワシントン州やカリフォルニア州など)
・東海岸(ボストンやNYの辺り)
・五大湖周辺(シカゴのあるイリノイ州やウィスコンシン州など)
そして高学歴層と、いわゆるマイノリティ(人種的にも性嗜好的にも)

もう1つが今話題のトランプ氏の所属している
☆Republican共和党(:保守派と呼ばれてます)

『Neoconservatism(=新保守主義)』を掲げ
他国への介入主義・経済効率や大企業の発展を重視
また、同性愛や中絶に対して強固に反対している層
※銃の愛好家・敬虔なキリスト教徒に多いイメージ

民主党の青に対し、共和党=「赤」

彼らを支持しているのが、上で挙げた州以外のほとんど
大企業・軍事関連企業・キリスト教右派・中南部の富裕層
そして保守派の白人層、と言われています。

——————————————————————☆

トランプ氏だけを見ていると
保守派ってすごく差別酷くない?
てかあのひと大丈夫?って思ってしまいそうですが

彼らの信念は「アメリカ建国時代の思想に戻る」点。
愛国心やアメリカを良い国にしたいと言う気持ちが強い党。

それが飛躍しすぎるとトランプ氏のように
「強いアメリカに戻そう!移民を蹴散らせ!」なってしまうのですが…
※奥さん移民なはずなのに…涙

反対にリベラルな人たちは
建国当初はヨーロッパから入植してきたキリスト教系の白人が多かったのに
移民が増え、人種や宗教だけでなく
文化や嗜好などの多様性が生まれていった背景から

その多様性を受け入れ、相手が何者であっても
お互いに平等であろうとするのが彼らの特徴。

ここシアトルは港町ですから多様な人種が住んでいるし
全米一ゲイフレンドリー(性的マイノリティに寛容)な街と言われています。
自分が日本人ということもあって、おのずとリベラルを支持したいのですが

選挙権がないので投票できません、残念!( ;∀;)

長くなってしまいましたが、まぁ簡単に言うと
『西海岸沿い・東海岸沿い・そして東海岸よりの北部=リベラル
それ以外=たいてい保守』

こんなザックリ感でアメリカを見てもいいんじゃないかな?
とオチがない状態ですが、みなさまどうぞSweetな1日を♡

 

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

Sweet Morning Delivery from Seattle ~アメリカ・シアトルから届く朝時間~

公式ブログ
米国在住のはらだちほさんから届く、シアトルの朝時間♪
Written by

はらだちほ(アメリカ在住)

会津若松市出身。国際結婚を機にアメリカに移住。シアトルでの生活が10年目になりました。

2023年から大学に戻りSocial Justiceを勉強しています。そして10年間続けた不妊治療の結果、2024年10月に出産。現在、アメリカの大学生活&海外での子育てと目まぐるしい毎日を送っています。

この公式ブログでは、その中で感じたこと、特に食べたもの(プロフ写真通り、食いしん坊なのです)、そしてアメリカでの子育てについても発信していけたらと思っています!

連載記事一覧

今日の朝の人気ランキング