こんにちは!キレイナビ代表・美容家の飯塚美香です。
暖かくなり春の訪れを感じるのは嬉しいことですが、花粉に悩ませられる季節がやってきました。目や肌に痒みが出たり、くしゃみや鼻水が止まらなかったり。せっかくキレイにメイクをしてもすぐに崩れてしまいますよね。今回は朝に仕込む花粉対策スキンケアとメイク方法をご紹介します。
洗顔料は使い過ぎず優しく
肌のバリア機能が低下していることも、花粉によるダメージの原因になります。冬から春にかけての時期は特に肌が乾燥しがち。洗顔で肌を守る皮脂や潤いまで落としてしまわないように注意が必要です。
花粉をよく洗い流そうと、洗顔料を多めに使ったり、肌をゴシゴシこすらないよう泡で優しく洗いましょう。洗顔料は肌に負担をかけないものを選び、ピーリングやゴマージュなどはこの時期には避けておきます。
洗顔料を洗い流す時はぬるま湯を使い、熱すぎるお湯で潤いを逃さないようにすることも大切です。花粉が付着しないよう、タオルは部屋干しで。マイクロファイバーなどの肌に優しいもので拭きましょう。
セラミド配合の敏感肌用でお手入れ
花粉で荒れがちなお肌を保護するには、セラミド配合の敏感肌用アイテムでのスキンケアがおすすめ。セラミドは肌のバリア機能を高めるとともに、潤いをキープしてくれます。
普段は乾燥肌でも敏感肌でもないという方でも、花粉の時期や生理前、季節の変わり目などは肌が乾燥しやすく敏感になっています。1年中同じ化粧品を使うよりも、その時期にあったものをセレクトすることが美肌作りのコツ。敏感肌用のアイテムなら、肌の刺激となるアルコールなども入っていないのでしみることなく安心してお手入れできます。
アイメイクはペン類を使わない
花粉の時期に困ってしまうのがアイメイク。花粉と化粧品の刺激で目に痒みが生じやすくなります。我慢できずに掻いてしまうと、せっかくのアイメイクが全て落ちてしまうなんてことも…。
これを防ぐには、なるべく目の周りを化粧品で刺激しないこと。特に粘膜部分にアイライナーを塗るのはよくありません。マスカラは花粉が付着しやすく、繊維が目を刺激しがち。できれば使わないほうがよいでしょう。
では、どうやってアイメイクをすればよいかというと、アイシャドウのみを使うのです。アイライナーを使わなくても色のグラデーションで目に奥行きを出すことは可能。キワには濃いめのブラウンやボルドーのアイシャドウをぼかすのがおすすめ。アイライナーとマスカラを使わない分、アイシャドウはいつもより大胆に使いましょう。
メイクの仕上げはパウダーでさらっと
リキッドやクリームタイプのファンデーションや、BBクリームなど油分の多いものでメイクをすると、花粉が肌に付きやすくなります。メイクの仕上げはパウダーを多めにはたいて肌をさらっとさせておきましょう。
メイク直しには、ファンデーションブラシやパウダーブラシを1本用意しておくと便利です。肌に付いた花粉をブラシで落としながらメイクを直します。目、鼻、口周りなどメイクが崩れやすい部分は、パウダーファンデーションを含ませたブラシを縦にあてるようにしてなじませるとキレイに直せます。
嫌な花粉の時期でも、スキンケアとメイクの工夫次第で快適に過ごせます!いつもと違う引き算メイクが、意外にも周りから好評を得る場合も。花粉対策用にかわいい眼鏡やマスク、美味しいハーブティーもあります。
花粉対策は楽しんだ者勝ち!一緒にこの季節を乗り越えましょう!