こんにちは!キレイナビ代表・美容家の飯塚美香です。
寒い冬は汗をかきにくく、痩せにくいというイメージがありませんか?実は暑い夏よりも、体を温めようとする冬のほうが基礎代謝がアップして痩せやすいのです。ダイエットに最適なこの季節、より痩せやすくするためにさらに基礎代謝をUPしてみませんか?
温かい物を食べて基礎代謝UP
お鍋にうどん、ラーメン、お蕎麦、湯豆腐など、温かい物を食べると冬でもじんわりと汗をかきますよね。温かい物を食べると、単純に体が温まるばかりでなく基礎代謝UPにも役立ちます。
食事をする時には、カロリーを摂取するだけでなく咀嚼、消化などによりカロリーが消費されます。これをDIT(食事誘導性体熱産生)と言いますが、温かい物を食べるとこのDITが高くなります。つまり食事をする時に消費するカロリーが高まるのです。
冷たい物より温かい物、体を冷やすレタスやきゅうりなどの生野菜より、体を温めるごぼう、にんじんなどの根菜類、生姜やネギ、にんにく、唐辛子などの薬味も積極的に摂り、基礎代謝をUPさせましょう。
高たんぱくの食事で基礎代謝UP
鶏のささ身、魚、卵、豆腐や納豆などの大豆製品。こういった高たんぱく・低脂肪の食品を意識的に摂ることも基礎代謝UPには大切です。
たんぱく質は消化をする際にエネルギーが必要なため、DITが大変高くなります。例えば、ゆで卵はそのもののカロリーよりも消化する際のカロリーのほうが高くなります。
また、筋肉を維持する上でもたんぱく質は必要不可欠。筋肉が多いと、それだけ基礎代謝量が高くなるので太りにくい体作りにも最適です。ダイエットで控えるべきは、糖質や脂質。お肌のためにもたんぱく質はきちんと摂るようにしたいですね。
緑茶を飲んで基礎代謝UP
緑茶を1日に何杯も飲む静岡県の方に長生きが多いというのをご存じでしょうか?緑茶に含まれるカテキンに抗酸化作用があり、老化防止や健康維持に良いと言われています。
カテキンは血糖値を下げる作用があり、ダイエットにも効果的です。さらに、基礎代謝をUPする効果も。日常的に緑茶を多く飲む習慣がある人は、褐色脂肪組織の活性が高まり脂肪燃焼量が増えることが花王の研究でわかっています。
朝食前のちょこっと運動で基礎代謝UP
運動をするのにおすすめなのは、一番空腹な朝食前。空腹時に運動をすると、自分の脂肪がエネルギーとして消費されます。
そして、筋肉が熱を発してDITが高まり、その後に朝食を食べると消費カロリーも高くなります。
運動といっても、朝食前にハードな運動をする必要はありません。ヨガやスクワット、ストレッチ、軽い筋トレなどでOK。毎日少しづずでも続けることで筋肉量が増えて基礎代謝UPにつながります。
体を柔軟にして基礎代謝UP
体が硬いとリンパ液や血液がスムーズに流れずに代謝が悪くなってしまいます。柔軟性があるほうが断然基礎代謝は高くなります。ストレッチで筋肉をほぐし、体を柔軟に保つことは基礎代謝UP、冷え性改善に役立ちダイエット効果が高まります。
おすすめは体が温まっているお風呂上りにストレッチをすること。体は日ごろからほぐしておけないと、すぐに柔軟性を失ってしまいます。体が硬い部分を中心にストレッチを習慣付けましょう。
基礎代謝が高い冬の今こそ、さらに基礎代謝をUPして痩せやすい体を手に入れるチャンス!全て簡単に実践できるものばかりです。ぜひ毎日の習慣にしてみて下さいね。