ミニマリストが住む部屋のインテリアが話題
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「ミニマリスト」というライフスタイルがインターネットや各メディアを賑わしています。RoomClipMag編集部では、ミニマリストが暮らすモノが最小限の部屋のインテリアを新しいインテリア潮流として捉え、その動向に注目してきました。
そもそもミニマリストとは?
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現在注目されている「ミニマリスト」とは、身の回りのあらゆる要素を「最小限」にしていくようなライフスタイルのことを言います。ミニマリストの部屋は、色や装飾やモノなどの構成要素を最小限にしたインテリアです。ただ単純に絶対量を減らしていくというよりは、住み手にとって不要なモノを排除し、本当に必要なものだけを厳選して所有し、その少ないモノを最大限に活かすというスタイルです。
ミニマリストの部屋のインテリア実例集-リビング編-
リビングはキッチンやダイニング、トイレなどと比較すると、これといった明確な機能が備えられている部屋ではない、とも言える空間です。この広い空間に、ただひとつだけ何かモノを置くとしたら、、、そんな問いに答えるかのように。住み手のライフスタイルが、価値観が、まっすぐに伝わってくるリビングは、本当に魅力的です。
真っ白な布団。ただそれだけ
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広い空間にダイニングセットとソファとペンダントライトが規則的に配置されています。他になにもないことが、その家具へのこだわりを感じさせますね。
一枚の絵画のように飾られたテレビ
大好きなモノだけ。それがミニマリスト
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大好きなものはギュッと集積させ、それ以外のモノは置かない、持たない。空間を広々させておけばできることは無限大です。
普通は有るはずのものがない、そのことが物語るライフスタイル
ミニマリストの部屋のインテリア実例集-キッチン編-
調理という明確な機能が備わっているキッチン。リビングに比べると最小限の方向性はわりと明確です。モノが少ないことのメリットとしてよくあげられる「掃除がし易い」が一番わかりやすく現れているいるのがキッチンかもしれません。早速紹介していきます。
キッチンはごちゃごちゃしているもの、とは限りません
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シンクの上にはもちろん、棚にもほとんどモノが見当たりません。
朝食後、食器を洗い、食洗機で乾燥中。 by:megley11
キッチンの掃除が面倒なのはなぜ?
部屋の構成要素はモノだけにあらず、色もミニマルに
キッチンはミニマルにしやすいのかも
キッチンにあふれがちなツール類は目に見えない場所に。必要なものだけ必要な場所に収納しているというスタイルでしょうか。もともと収納がたくさんあるキッチンはモノを厳選すればミニマルにしやすい場所かもしれません。
キッチンのミニマムは清潔感につながる
食卓を演出する真っ白なキャンバス
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まさに「潔さ」という言葉がぴったりのキッチン。カラーは食材が差してくれる、だからこそキャンバスには色をつけず、という選択肢はアリですね。
ミニマリストの部屋のインテリア実例集-一人暮らし編-
少ししかないモノ、そのセレクトに注目
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一人暮らしはよりミニマルな部屋が多い印象です。この部屋は座るところ、それと柳宗理の明かりシリーズ、Tivoliのラジオ、Aesopのマウスウォッシュ。モノ選びのセンスも注目です。
四畳半で暮してます。食う寝る捨てる by:11047
スッキリ\(^^)/素敵ですねー(*ノ▽ノ)ラジオも可愛いっ(*^^*) by:pickles
何度見ても素敵なお部屋ですね。憧れます。 by:miccho
持ち物に現れる美意識
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屋根裏部屋のようなミニマルな空間。ベッドと扇風機、そしてmac。
ミニマリストの部屋のインテリア実例集-収納の中に見るミニマリズム-
ミニマリストの持ち物が一番特徴的に現れるのは収納の中かもしれません。いくら目に見える空間にモノを置いていないからといって、いろんなものを収納に押し込んではダメ。それでは少しミニマリスト達の収納の中をのぞいてみましょう。
たとえば、食器はヘビロテするものだけ
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気づけばどんどんたまっていく食器やカトラリー。でもヘビロテしているのってほんのわずかかもしれませんよね。だったら大好きなものだけを長く、永く使っていくというのもありかもしれません。
タオルは色数を絞って
リビングの棚にも必要なものだけ
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テレビ、DVD、エアコンなどのリモコン置き場になっているという素敵なチェスト。メモ、ペン、ティッシュ、お盆、シャチハタもここにあるそうです。必要なものを必要なところに。そして、必要な分だけ。それが鉄則です。
冷蔵庫の中も??
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好きなモノが偏ってるといわれようとかまいません。好きなモノは好き。ヤクルトとレッドブルが好き。それでいいんです!冷蔵庫の中こそ、人そのものが出ます。What you eat is what you are(あなたが食べたものがあなた自身)。ミニマルな食べ物がミニマリストを作り上げる、かもしれない。
キッチンの上収納
好きな本を平積みで
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好きな本棚が見つからない、という投稿者。だったら平積みでいいや、というところがミニマリスト。決して形から入りません。ほしくないモノは要りません。その姿勢そのものがインテリアに現れたよい例ですね。
ミニマリストの部屋にある無印良品
そのブランドのコンセプトやプロダクト自体もミニマリズムと親和性の高い無印良品。ミニマリストの部屋でも見かけます。いったいどのアイテムが利用されているか、またどのようにコーディネートされているか紹介していきます。
脚付きマットレスでミニマルなベッドルームを
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本当に利用している人をたくさん見かける無印良品の脚付きマットレスはミニマリストも御用達。マットレスに直接脚が付いたような無駄を削ぎ落したデザインもミニマル。もっともベッドさえを置かないというエクストリーマーも目にします。
人をダメにするソファでミニマリストに
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無印良品の体にフィットするソファ(通称:人をダメにするソファ)はミニマリストの部屋でも人気。普通のソファに比べはるかにコンパクトなためスペース的にもかなりミニマルにおさまります。
住み手それぞれの最小限
こうして見ていくとそのスタイルは実に多様で、最小限というのは「住み手にとって」の無駄なモノがないという状態のことなのだとわかります。住み手それぞれの最小限が表現されるそのインテリアは見るものを惹きつける不思議な魅力がありますね。もっとミニマリストのインテリアがご覧になりたい方はRoomClipMagをご覧下さい。
★関連リンク:リビングを広く見せて、思いっきりリラックスできる空間にしよう。