今日のカフェボンボンの本棚は、日曜日の絵本。
パン屋さんでパンができるようすを見た子どもたち。自分たちでパンを作ろうと思い立ちます。いちからパン作りをする面白さを知る絵本です。
パンは何からできるんだっけ。小麦粉でしょ、塩と砂糖とお水、卵やバターもいるでしょ。イーストがふくらんだり粉をふるうのは実験みたいでワクワクする。手も顔も粉で真っ白、おねえちゃんの三つ編みがぴょんぴょん跳ねる!
いちばんのお楽しみは形をつけるところ。バターロールやねじりパン。猫やゾウや魚、足の形のパンまである。どこのパン屋さんにもないパンを作りたいなあ!
子どもたちだけで料理をするシーンにいつも心が踊る。長くつ下のピッピがパンケーキやクッキーを焼く場面なんかもう最高。割れた卵が頭の上に乗っかってても全然へいちゃらなピッピ、大好きです。
本書の絵は『はじめてのおつかい』『きょうはなんのひ?』などで知られる林明子さん。1978年の発行以来、長く愛され続けてきた絵本です。
イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。
『ぼくのぱん わたしのぱん』
文:神沢利子/絵:林明子
出版社:福音館書店
楽しい休日を。
Love, まっこリ〜ナ
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