フランスのBio市場もチェックしています。
ラスパイユ通りのマルシェでは、毎週日曜日がビオ・マルシェです。
野菜、ハーブ、パン、お惣菜、お肉、アロマ、香水、スキンケアアイテム…
ナチュラルに寄り添った店がずらりと並びました。
ハーブをジュースにしてもらいました。
買ってきたソーセージとローテン(血のソーセージ)を夕飯に食べていると、
「今日のビオマルシェはどうだった?」と聞かれました。
「まぁよかったよ」
「でさ、ビオ・マルシェってどんなの?」
「ん〜、まぁ、なるべく保存料とか使わない総菜とか、自然志向で育てた食材とか」
「じゃぁさ、そのお肉はどこから来たの?」
「さぁ?分かんないけど、ナチュラル志向のお肉屋さんだったよ」
「でも、本当かどうか分かんないじゃん。
ビオとか言ってるけど、どんな風に育てられたか、
どんな風に流通されてるか、見てないんだから」
ビオとか、オーガニックとか、言葉だけ一人歩きしていて、実態はとても危ういということ。
中国ではビオって野菜に付いているだけでとっても売れるとかで、
ビオの意味も分からない農家がビオって付けて売っているんだそうです。
「Qui,Qui,……わかる、わかる…」
そんなこと分かってる!と言いたかったのですが、語学の限界が来てしまいました(泣)
日本でも、オーガニック、ビオ、ナチュラルは、便利な言葉で、実は規定はあいまい。
本当にこだわるなら、取り扱う会社の自己規制がどれだけ厳しいかを消費者が見極めなければなりません。
ワインなら、マヴィほど徹底しているオーガニックワインはないし、
日本人っていうことと、お店の人の話から、判断するしかないです。
だからと言って、食べられればなんでもいいかと言うとそうではなくて、
現代の食生活は、知らずに農薬や添加物、保存料を口にすることは避けられないんだから、
せめて自分で選ぶものはなるべく吟味したいよね。そんなレベルの話です。
意識すると選ぶものも、食べ方も変わるし、
ゆくゆくは体もマインドも変わっていきますからね。
次いで、シテ島のマルシェへ。
こちらはビオではないですが、お花や小鳥、金魚などが売っていました。
また来週もこりずに、ビオマルシェに行ってみます!
同じ気持ちで集まる場所には、生まれるものがありますからね。