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谷川俊太郎 × 松本大洋『かないくん』死をテーマにした絵本

 

今日のカフェボンボンは、絵本『かないくん』

詩人の谷川俊太郎が物語を、漫画家の松本大洋が絵を描いた作品。初版完売の話題作。「死」をテーマにした絵本です。

20140207

かないくん
作:谷川俊太郎/絵:松本大洋
出版社:東京糸井重里事務所

発売前に松本大洋のイラストポスターを書店で見て、とても心魅かれていた本。

かないくんて誰だろう。この遠い目をした赤いマフラーの男の子? 口をきっと結んで何を見つめているのだろう。

「しぬって、ただここに いなくなるだけのこと?」この言葉がずっと頭から離れない。大切なひとが死んだとき、もう二度と会えない、声が聞けないと思った。でも、心の中や夢では会えると今は知っている。

物語のなかで「おじいちゃん」が言う。死を重々しく考えたくない、かと言って軽々しく考えたくもない。この本が教えてくれるのは、死はいつも身近にあるということ。死について問いかけ続けることなのかもしれない。

鉛筆とアクリル絵具で描かれた絵。ページの余白も美しい。

よい週末を!
Love, まっこリ〜ナ

 

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Written by

まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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