おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
この連載は、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマでお届けします。
年末年始や特別な記念日にホテルステイを考える女性にとって、クラブラウンジは憧れの存在ではないでしょうか。
専用ラウンジでのチェックイン、充実した食事やドリンクサービス、専任コンシェルジュによるサポートなど、通常の宿泊では得られない体験が詰まっています。
もちろん宿泊費は高めですが、食事やサービスをフル活用すれば、むしろコストパフォーマンスが高いと言えるのです。
今回はザ・リッツ・カールトン大阪と東京のホテルニューオータニ「エグゼクティブハウス禅」を例にクラブフロアの楽しみ方を紹介します。
ザ・リッツ・カールトン大阪のクラブラウンジ
ザ・リッツ・カールトン大阪のクラブラウンジは「ホテルの中のホテル」と呼ばれる特別空間です。
34階に位置し、1日5回のフードプレゼンテーションが提供されます。
【1】朝食(7:00〜10:00)
【2】昼の軽食(11:00〜14:00)
【3】アフタヌーンティー(14:30〜16:30)
【4】カクテルタイム(17:00〜19:30)
【5】ナイトキャップ&デザート(20:00〜22:00)
これだけの食事が含まれるため、外食をほとんどせずにホテル内で完結できます。
特に夕方のカクテルタイムは、シェフ特製のオードブルやワインが並び、ディナー代わりになる充実度です。

さらに専任コンシェルジュが常駐し、観光やレストラン予約もサポートしてくれるので、滞在全体の満足度が高まります。宿泊費は通常より高めですが、食事代やサービスを考慮するとコスパが良い贅沢と言えるでしょう。
ホテル内のプールやスポーツジムも利用でき、ホテル滞在自体を楽しめます。
東京 ホテルニューオータニ エグゼクティブハウス 禅
東京の高級ホテルの中でも、ニューオータニの「禅」はクラブラウンジの代表格です。
ここでは1日6回のフードプレゼンテーションが行われ、都内でも随一の回数を誇ります。
【1】朝食(8:00〜10:00)
【2】モーニングスナック(10:00〜12:00)
【3】ランチ(12:00〜14:00)
【4】アフタヌーンティー(14:30〜16:30)
【5】オードブル(17:30〜20:00)
【6】ナイトキャップ&チョコレート(20:00〜21:30)

朝食からナイトキャップまで、ほぼ一日中ラウンジで食事やドリンクを楽しめるため、外出せずとも満足度が高いのが特徴です。特に名物のメロンジュースやシェフ手作りのスイーツは、女性に人気です。
さらに客室アメニティにはフェラガモのアイテムが用意され、ラウンジだけでなく部屋でも贅沢感を味わえます。
台数限定ですが、事前に予約すればお部屋にアフタヌーンティーセットを用意してもらえるので、プライベート時間をより楽しむことができます。
コスパを高める楽しみ方
【1】食事をラウンジで完結させる
朝食や夕食を外で取らず、ラウンジをフル活用することで食費を大幅に節約できます。
【2】アフタヌーンティーやカクテルタイムを堪能する
ホテル外で同等のサービスを受けると数千円〜1万円以上かかるため、ラウンジ利用は非常にお得です。
【3】コンシェルジュサービスを活用する
観光や予約の手間を省けるため、時間の効率もコスパの一部と考えられます。
まとめ
クラブラウンジは高くて贅沢というイメージがありますが、食事・ドリンク・サービスを最大限活用すれば、むしろコストパフォーマンスの良い選択肢といえます。
全国各地にクラブラウンジを設けているホテルが増えてきています。旅の楽しみの一つに、特別なホテルステイを楽しんでみませんか?
※クラブラウンジのサービス内容や提供時間は、宿泊プランや時期によって異なる場合があります。ご予約の際は、最新情報をご確認ください。

