おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。
暑さで体も気持ちも重たくなりがちな夏。「片づけたいけど、やる気が出ない…」「引き出しを開けるのさえ面倒…」と感じる日はありませんか?
そんなときは、あえて“出すだけ収納”に切り替えて、整理のハードルをぐっと下げてみましょう。
【1】引き出しを開けるのも面倒な日は、“見せる収納”を味方に
涼しくなるまでは、整理整頓の“理想”をいったん手放すのもひとつの方法。たとえば、よく使うハンドクリームやリモコン、常備薬、メガネなど。
「毎日使うのに、しまう場所が面倒」と感じるものは、いっそトレイやかごにまとめて“見せる収納”にしてしまいましょう。

引き出しや扉の“ワンアクション”さえ億劫になる夏こそ、「出しっぱなしOK」にすることで、片づけやすさが格段にアップします。
【2】手間をかけずに“整って見える”工夫をする
“出しておく”収納でも、雑多に見えないコツはあります。
たとえば、同じ素材や色のかご・トレイで揃える、定位置を決めて整列させる…など、ちょっとした工夫で生活感がやわらぎ、気分もスッキリ。

また、出しっぱなしでも「ちゃんと整っている」状態が目に入ると、不思議と心まで落ち着きます。整えるというより、“並べてみる”くらいの気軽さで十分です。

【3】“隠す”より“減らす”へ。夏のうちにリセット準備
夏の間は「隠す収納」より、「減らす収納」が向いています。出しっぱなしにしても気にならないアイテムだけを厳選することで、自然と“いる・いらない”の判断ができるように。
「なんとなく使っていない」「出しておいても使わなかった」アイテムがあれば、それは手放しどきのサイン。
夏の終わりに一気に片づけるよりも、“出しているうちに見極める”という感覚で、ゆるく整理を進めていきましょう。

この夏、わが家では子どもたちが手でうがいができるようになり、うがい用のコップを使わなくなりました。
冬に必要かもしれないので、一時保管ボックスへ移動。使わなければ、そのまま手放す予定です。
まとめ
やる気が出にくい夏は、“片づけの理想像”にとらわれすぎず、自分にとってラクな方法を選ぶことが大切です。
「使うモノだけ出す」「しまわない前提で整える」…そんな“ズボラでもOK”な収納スタイルで、この夏の片づけストレスをゆるやかに減らしていきませんか?
わたし自身、整理収納アドバイザーになった今もトライ&エラーを繰り返しながら、家族が暮らしやすい収納をめざして奮闘しております。みなさんの忙しい朝の時短に少しでもつながれば幸いです。

整理収納のプロが教える!「片づけのハードルを下げる必勝法」5選
おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。SNSで見かける美収納に憧れて、収納を整えてみたものの気が付くとまた荒れている!それは、片づけの仕組みが面倒だからかも…
☆この連載は<隔週金曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに!

