年末に観た映画「エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン」が全然良くなかったの……
と悄気ていたら、ヨガクラスのお客様が薦めてくださったのが、「ソウル・キッチン」
ハンブルクでレストラン“ソウル・キッチン”を経営するジノスにハプニングが
次々と降り注ぎ、一時はレストランが廃業寸前に。
何とかソウル・キッチンを取り戻し、人間模様が交差しながら進むストーリー。
09年のヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞とヤングシネマ賞の2冠に輝いた、
ドイツの若き巨匠ファティ・アキン監督です。
私が映画の中で特に好きなのは、食事や料理のシーンなので、
「ソウル・キッチン」のホイップをかき混ぜるシーンや
次々とメニューが出来上がっていくシーンなど無条件に釘付けになりました。
様々な人種がざっくばらんに入り乱れているのも面白かったし、
レストランがテーマならこんなハートフルが観たかったよねという映画です。
ほかに、映画に詳しいライターのお客様がいらっしゃって教えていただいたのですが、
中国映画は料理を執拗に美しく撮るのだそう。
チャン・イーモウ監督とか。ということで、今度観てみたいと思います。
ライターのお客様も言っていたけど、映画の後は中国料理食べるよね、きっと。