英語「bathroom break」の意味って?
旅行に関する一往復の短い英会話例をご紹介します。場面を想像しながら、さまざまな英語表現を覚えましょう♪
Let’s take a day trip to Mexico. I’m craving authentic Mexican food.
(日帰りでメキシコに行こう。本物のメキシコ料理が食べたくて。)
OK, lemme grab my passport.
(わかった、パスポートを取ってくるね。)
cravingは、ここでは「この瞬間に、どうしても食べたい気持ち」という意味です。食べ物以外に「どうしてもほしい気持ち」という意味でも使います。He is craving attention.(彼はいつも注目されていたい)。
Medical care is crazy expensive in the U.S., so make sure you buy travel insurance.
(アメリカの医療費はめっちゃ高いから、旅行保険には必ず入った方がいいよ。)
Yeah, I heard about that. My friend paid like 5,000 dollars for a CT scan!
(そうだね、聞いたわ、それ。友達がたらしい!)
likeは、filler wordsと呼ばれるもので、日本語の「つなぎ言葉」にあたります。「何か」「というか」「えーっと」みたいな使い方をします。特段の意味はないけれど、長く英語圏に住めば住むほど使えるようになるでしょう。
Hey, can we take a bathroom break? I really gotta go.
(ねぇ、トイレ休憩していい? めっちゃトイレに行きたい……。)
OK, we’ll get off at the next stop.
(わかった。次で降りよう。)
bathroom breakは「トイレ休憩」のこと。トイレはよくtoiletと英訳されますが、アメリカ英語でtoiletは「便器」を表すことが多いのでbathroomかrestroomと言ったほうがいいです。「休憩」を表すbreakはsummer break(夏休み)やlunch break (昼休み)など他の場面でもよく使われます。the next stopは「次の停車駅」のことを表します。
(アン・クレシーニ著 / コスモピア編集部 編 『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 より )
覚えておきたいワード&フレーズ
- craving:(この瞬間に)どうしても食べたい気持ち
- grab:ひっつかむ、(…を)大急ぎで取る
- like:何か、というか、えーっと
- bathroom break:トイレ休憩
- the next stop:次の停車駅
音声も一緒に確認しよう!
語学ジャンルの人気アプリabceedから、スマホで音声が聞けます。PCへのmp3音声ダウンロードも可能です。
書籍紹介
書籍『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 では、アメリカ・バージニア州で生まれ、日本で言葉の研究を長年続けているアン先生が、若者言葉やスラングも含めて、イキのいい表現をたくさん教えてくれます。映画やTVドラマを見ていて耳に入ってくる表現がグンと増えること間違いなし。社会的・文化的背景なども丁寧に説明しており、今のアメリカのあれこれを理解するのにも役立ちます。
「家」「交通機関」「カフェ」「レストラン」「ショッピング」「学校生活」「美容と健康」「レジャー」「パーティー」「旅行」の10シーンを設定し、各シーンごとの定番表現20、つぶやき表現36、会話表現10、5往復程度のダイアローグ1本、そして学んだことを復習するセルフチェックの5つのコーナーで構成しています。
定番表現は、日々の生活の中で繰り返し使う言い回し、つぶやき表現はひとりごと英語の練習やSNSでさっと使えるフレーズを含んだ文、会話表現はテーマに沿った一問一答形式。各表現には詳しい意味や使い方の注意点をまとめたミニ解説がついています。「マイカー」「コインランドリー」など、つい使ってしまいがちな和製英語の解説も。
英語を学ぶ方にはもちろん、アメリカについて理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。
『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』(amazon.co.jpへ)>>
著者プロフィール
アン・クレシーニ
北九州市立大学准教授。専門は外来語と異文化コミュニケーション。米バージニア州出身。福岡県宗像市応援大使、日本在住歴25年
バックナンバー
1日1つずつ覚えよう!朝のひとこと英語レッスン by 編集部(協力:eステ)
☆この連載は<毎日更新>しています。明日の朝もどうぞお楽しみに!