「リサイクルショップ」を英語で言うと?

 
毎日更新!連載「1日1つずつ覚えよう!朝のひとこと英語レッスン」では、知っていると役立つ英語フレーズを解説つきで毎朝お届けします♪

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「リサイクルショップ」を英語で言うと?

SNSの投稿でよく見かける、ショッピングに関連する英語表現をご紹介します。

Spent half my paycheck on this computer.
(このパソコンに月給の半分を使っちゃった。)

アメリカにはcheck(小切手)という制度があります。この小切手に支払金額を記入すると、現金の代わりに支払いができます(小切手は銀行で換金したり、銀行口座に預金することができる)。昔、多くの会社がcheckで給料を支払ったので、このcheckはpaycheckと呼ばれるようになりました。今は口座振り込みのほうが主流ですが、paycheck という表現自体は残っています。

Dropped my phone in the toilet. Anybody wanna buy me a new one?
(トイレにスマホを落としてしまった。新しいのを買ってくれる人はいる?)

もちろんsmartphoneという単語もあるけど、日常会話ではあまり使いません。通常はphone、iPhone、Androidなどと言います。なお、この文のoneは、前に出てきたphone(携帯電話)を指す代名詞です。

BF has been in the Apple store for four hours. Somebody help me.
(彼氏がもう4時間もアップルストアにいる。誰か助けて!)

同じくGFはgirlfriendの略。この文のhas beenは現在完了形で、「過去に始まった行動が現在も続いている」ことを表しています。

Got this leather jacket online for five bucks.
(オンラインでこの革ジャンを買った。5ドルで。)

「革ジャン」は「革」と「ジャンパー」が合わさった和製英語。アメリカ英語のjumperは、妊婦さんが着るようなワンピースやジャンパースカート(肩ひも付きのスカート)を指します。ジーパン(jeans)、トレーナー(sweatshirt)、ワンピース(dress)、パーカー(hoodie)など、服飾関係の和製英語は多いです。

Picked up this new suit for my job interview. Whaddya think?
(就職活動のためにこのリクルートスーツを買った。どう?)

日本語では「面接」と「インタビュー」を区別しますが、英語では、仕事の採用面接、街頭インタビュー、野球のインタビューなどすべてにinterviewという単語を使います。ちなみに「ヒーローインタビュー」は和製英語で、英語ではplayer of the game interviewと言います。また、Whaddyaは、What do youの略。

Got this vintage dress for cheap at a consignment shop.
リサイクルショップでビンテージのワンピースを安く買った。)

「リサイクルショップ」は和製英語だから、そのまま言っても通じません。アメリカには、thrift shop、consignment shop、secondhand shopなど、様々な種類のリサイクルショップがあります。thrift shopやsecondhand shopは、安価ですがあまり品質は良くない中古品店というイメージ。一方、consignment shop(委託販売店)は、多少は質が良い古着店というイメージがあります。


(アン・クレシーニ著 / コスモピア編集部『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 より )

覚えておきたいワード&フレーズ

  • paycheck:給料
  • phone:スマホ
  • BF:ボーイフレンド(boyfriendの略)
  • leather jacket:革ジャン、革のジャケット
  • interview:面接、インタビュー
  • consignment shop:リサイクルショップ

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(描写)I go grocery shopping at th…

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ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000

書籍『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 では、アメリカ・バージニア州で生まれ、日本で言葉の研究を長年続けているアン先生が、若者言葉やスラングも含めて、イキのいい表現をたくさん教えてくれます。映画やTVドラマを見ていて耳に入ってくる表現がグンと増えること間違いなし。社会的・文化的背景なども丁寧に説明しており、今のアメリカのあれこれを理解するのにも役立ちます。

「家」「交通機関」「カフェ」「レストラン」「ショッピング」「学校生活」「美容と健康」「レジャー」「パーティー」「旅行」の10シーンを設定し、各シーンごとの定番表現20、つぶやき表現36、会話表現10、5往復程度のダイアローグ1本、そして学んだことを復習するセルフチェックの5つのコーナーで構成しています。

定番表現は、日々の生活の中で繰り返し使う言い回し、つぶやき表現はひとりごと英語の練習やSNSでさっと使えるフレーズを含んだ文、会話表現はテーマに沿った一問一答形式。各表現には詳しい意味や使い方の注意点をまとめたミニ解説がついています。「マイカー」「コインランドリー」など、つい使ってしまいがちな和製英語の解説も。

英語を学ぶ方にはもちろん、アメリカについて理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。

『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』(amazon.co.jpへ)>>

著者プロフィール

アン・クレシーニ

北九州市立大学准教授。専門は外来語と異文化コミュニケーション。米バージニア州出身。福岡県宗像市応援大使、日本在住歴25年

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【英語トレーニングWebサイト】 https://e-st.cosmopier.com/

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