“気づく”を意味する英単語「notice」と「realize」の違いって?
短い時間で過去の自分の体験談を語る英文例をご紹介します。
ここではまずbe going to ~(~するつもりだ)を使って話題を提示し、その後、過去の体験談は過去形で、客観的な事実や人々の行動習慣は現在形で表しています。
今日は、オーストラリアのバレンタインデーについてお話します。
Today I’m going to talk about Valentine’s Day in Australia.
昨年2月、私はオーストラリアのシドニーでショートステイを体験しました。
I went to Sydney, Australia for a short stay in February last year.
ちょうどバレンタインデーの頃だったのですが、いくつか違いがあることに気づきました。
It was around the time of Valentine’s Day, and I noticed some differences.
(光藤 京子 著 『決定版 英語スピーキング100本ノック』 より )
例文について解説
- 英語ではValentine’sのように、「’s」がつきます。ローマ時代、キリスト教司祭ヴァレンティヌス(バレンタイン)は皇帝の命に背き、戦争へ赴く兵士の結婚式を密かに執り行った罪で2月14日に処刑されました。後にその日を愛の日として祝うようになったと言われています。
- noticeという単語は、同じく「気づく」という意味のrealizeと混同されやすいですが、noticeが五感、またはパッと見た目で気づく場合に使われるのに対し、realizeは頭の中で考えた末の気づきを意味します。
覚えておきたいワード&フレーズ
- Valentine’s Day:バレンタインデー
- short stay:短期滞在
- notice:気づく(五感、またはパッと見た目で気づく場合)
- realize:気づく(頭の中で考えた末の気づき)
「わかりますか?」を2単語の英語で言うと?
疑問文にはなっていませんが、語尾のトーンをあげることで「もしかして、そちらにはすっかりばれてしまっている?」というニュアンスを伝えようとしています。
書籍紹介
書籍『決定版 英語スピーキング100本ノック』は、日常の行動、目に見えたこと、感じたことを「瞬時に英語でつぶやく」トレーニング本です。左ページに日本語、右ページに英文というシンプルなレイアウトです。
現在形のみの1文からスタートし、過去形と完了形の2文、現在進行形や仮定法を含む3文、最後は1分間トークとステップアップ。英文法と特に意識しなくても、無理なく着実に英語の基礎固めをしながらスピーキング力を伸ばせるよう、綿密なプログラムを作り込んでいます。
ひとりで(こっそり)スピーキング練習がしたい、英語で話せることが増えたと実感したい、SNSで英語でサッとつぶやけるようになりたい、そんな皆さんにおすすめです。
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